梅雨の養生
シーズサロンです。
梅雨入りして、何となく体調がすぐれない方も多いでしょう。
昨日の朝のTVで、自律神経を整えるためにラベンダーやヒノキの精油を入れたアロマバスがお勧めと紹介していました。
お風呂に精油を入れて、ゆっくり温まると副交感神経が整います。
自律神経は、活動している時に働く交感神経と、就寝中やリラックスしている時に働く副交感神経があり、この2つが規則正しく作用することが健康のバロメーターになります。
自分の好きな香りをかぐと副交感神経が高まります。
ラベンダーの香りはリラックスできて、安眠効果もあります。
「薬学部教授だけが知っている薬のいらない健康な生き方」という本には、ヒノキの香りが免疫力を上げると書かれています。ヒノキの香りも癒されますね。
さらに梅雨時は身体に「湿」つまり水毒が溜りやすいので、お風呂で温まることは大切な養生のひとつです。
本日6月10日は天赦日+一粒万倍日の最大吉日。どうぞ良い1日を過ごし、夜はゆったりお風呂で温まってください。
湿気の多い梅雨時は不調を感じやすい季節です。中医学では「湿邪」といいますが、水毒が溜りやすく、特に胃腸の養生が大切とされています。
温かいもの、消化の良いものを食べるように心がけ、水分の摂りすぎに注意してくださいね。
食材は利尿効果のあるものがお勧め。冬瓜、ハトムギ、小豆、スイカ、メロン、キュウリ、キノコ類など。生姜などの香味野菜、香辛料、パセリなどのハーブもいいですね。
トウモロコシのヒゲは、利尿作用の強い薬膳素材です。今日は簡単に作れる旬を迎えたトウモロコシご飯をご紹介します。
●トウモロコシご飯
(材料)
お米2合(一部ハトムギにかえるのもお勧め)
トウモロコシ 1本
自然塩 3g
(作り方)
トウモロコシの実を包丁で落とし、お米と一緒に炊飯器に入れて、塩を加え、通常の水分量で炊く。
その際に実をはずした芯を炊飯器に加え、洗ったトウモロコシのヒゲをお茶袋などに入れて一緒に炊く利尿作用が高まる。(食べる時はヒゲと芯は取り除いてくださいね)
最後にショウガの千切りなどを散らすとなおよい。