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砕け散ったプライドを拾い集めて

罵詈雑言

2018.01.09 02:16

【こんな話of mine】

人から褒められることを人は好きだ。
逆に、ちょっとでも咎められることで気分は優れなくなる。
でも、政治家とか芸能人とか……じゃなければ、普通の人々はそれらの「悪口」も大っぴらではなく「陰口」程度で流通するだけだった。
だけど、最近では、それらの「悪口」が「罵詈雑言」とでも呼ぶべきものに火薬の量を幾層倍にもパワーアップして、空爆での集中砲火のように短時間で投下されるようになった。
とりわけ、twitterでの「炎上」っていうヤツ。

もちろん、人類は下記したように他を「そしる」とか「なじる」という悪癖を持って生まれてきてしまってはいる。しかしネットの時代がこのフェーズをすっかり変えてしまった。

つまり、今人類は史上はじめて「一般人が一度に大量の人々から明示的(オープン)に『罵詈雑言を浴びせられる』こと」に対応せざるを得ないことになっている。
政治家や芸能人でない普通の人がこれに「慣れる」ものなのか?「耐性」を持ち合わせているのか?

※ネット辞書で「罵詈雑言」を引いてみた。