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カワヅザクラ 1460

2014.02.26 15:00

 

河津桜は、河津町(かわづちょう)に、

タイプ標本の木が、今も生きているそうです。

 

伊豆半島って、伊東市しか、平地がありません。

 

河津町は、伊豆半島の東側の、相模湾に面して、

伊東市の南の、下田市の北です。

 

下田市は、港や温泉の町ですけれど、

河津町って、何があるのかしら。

 

横須賀市は、三浦半島の東京湾側と、相模湾側に、

跨(またが)っていますので、

三浦半島の西側まで、お散歩をすると、

伊豆半島や伊豆大島だけでなく、河津町も見えます。

 

河津桜(かわづざくら)は、

寒緋桜(かんひざくら)と大島桜(おおしまざくら)の、

雑種と言われています。

 

寒緋桜は、緋寒桜とも言われますが、

台湾桜と聞くと、一発でわかります。

 

俯(うつむ)き加減に、房になって咲き、

花びらが、よく開きませんから、覚えやすい桜です。

 

大島桜(おおしまざくら)は、

花柄(かへい)が長く、山桜(やまざくら)に似て、

白っぽい李(すもも)のような花です。

 

大島桜と江戸彼岸(えどひがん)の雑種が、

染井吉野(そめいよしの)です。

 

江戸彼岸は、

彼岸桜(ひがんざくら)の一種ですから、早咲きですが、

厚ぼったい色合いの寒緋桜と、全然違います。

 

寒緋桜も早咲きですから、ややこしいことになりました。

 

春になると、

横須賀市にも、彼岸桜や染井吉野だけでなく、

河津桜や大島桜や寒緋桜が、たくさん植えられていると、

気づきます。

 

植物って、押し葉を、画用紙に貼らなくても、

生きたままの木を、標本であると、主張しても構わないみたい。

 

性同一性障害や発達障害や統合失調症などは、

一人一人に、品種の名札(なふだ)を、付けたくなります。

 

タイプ標本として、残して置くには、体の癖だけでなく、

生活の仕方や、考え方や感じ方などの、

変更不能になった心の跡形(あとかた)を、

みんなに、伝えなければいけません。

 

日本の動物は、すぐに腐るので、

ハムやソーセージは、保存食になりません。

 

春一番の河津桜(かわづざくら)は、もうすぐ咲きそうですが、

今年は、少し寒かったので、遅れるかも知れません。

 

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