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スモモ 1481 精神の病気や芸術

2014.03.20 15:00

 

李(すもも)です。

もう一息でしょうか。

 

わたしは、花よりも、実(み)を、食べたくなります。

甘酸っぱく、水分の多い果物が、大好き。

 

品種ごとに、梅雨入り前から、真夏も含めて、

10月頃まで、収穫が続きます。

 

今年も、スモモを100個ぐらい、食べるでしょう。

糖尿病になるかな。

 

           ***          ***

 

佐村河内という人が、報酬と引き換えに、他人に、製作を依頼して、

自分の作曲のように、発表していたそうです。

 

音楽だけでなく、文学や学術などの、遊び人のたむろする業界の、

ごく普通の仕来りでしたから、

ゴーストライターよりも、全聾(ぜんろう)が、

顰蹙(ひんしゅく)を買ったのかも、知れません。

 

老化して、耳が遠くなれば、

ほとんどの人が、勝手聾(かってつんぼ)と言われます。

 

音が聞こえるのと、言葉の意味を理解するのとは、

絡(から)んでいますので、

音の質が違えば、聞こえが違うだけでなく、

言葉の意味が異なれば、意味を把握する能力が異なります。

 

精神の病気では、統合失調症に代表されるように、

幻聴と妄想が、ワンセットになって、現れます。

 

ベートーベンの性格は、精神の病気になり易いと、

想像できますので、

彼の全聾の内の、どれくらいの割合が、

精神の病気と絡(から)んでいるのかって、

マスコミが、佐村河内氏の不正を報道するような、

単純な筋書きでは、理解できません。

 

精神の病気って、事実を知る能力と、密接に関係しています。

論理能力だけでなく、

近視や色盲や難聴は、事実を知る能力が、低下するでしょう?

 

たいていは、妄想や幻聴に近くなりますから、

精神の病気と、難聴って、一筋縄では行きません。

 

わたしは、風邪を引いて、鼻が詰まっただけでも、

簡単に、知能が無くなりますから、

しょっちゅう、精神の病気になるのを、感じます。

 

浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)と、宅間守と、佐村河内守って、

似ているかも知れません。

 

     芸術や学術などの、作品や研究は、

     昔から、よくできた弟子の仕事が、

     師匠の名前で、発表されました。

 

     運慶や快慶や、

     レオナルド・ダ・ビンチやミケランジェロの、芸術って、

     名もない徒弟が、土方や掃除夫のように、こき使われて、

     奴隷のように、作らされました。

 

     エジプトのピラミッドも、そうでしょう?

     現場の作業員は、奴隷でした。

 

     似たような系列の、主従や血筋や資本金などの人脈では、

     直接の師弟でなくても、紹介者を通じて、

     仕事や業績が、売買されて、融通されますので、

     よく売れる名前で、作品が発表されるのは、

     当たり前です。

 

     ブランドって、そうでしょう?

     デザイナーの名前で、

     衣服のファッションが、売買されますが、

     有名なデザイナーが、製図や縫製を、するわけがない。

 

     モーツァルトの作曲のような音楽は、

     大学の作曲科や指揮科の学生なら、

     だれでも書けるように、

     特定の流行歌の作曲家のような、作風の歌を作るのは、

     たいていは、朝飯前です。

 

     学生に、20万円も、お小遣いをあげれば、

     喜んで、作曲をしてくれます。

     10人ぐらいに、作曲してもらえば、

     一つぐらいは、ヒットするかも知れません。

 

     わずか200万円の費用ですが、流行歌って、一曲あたれば、

     200万円以上は、儲かります。

  

     作詞も、同じです。

     欧米のオペラの、譜面や台本は、ほとんどが、そう。

     業界の内部で、売り買いされて、融通されて、

     最終的に、売れる作家の名前で、商品になります。

 

     現代の、日本のアニメも、そうでしょう?

     あちこちで作られて、寄せ集められて、構成されて、

     有名な作家の名前で、発表されます。

 

     モーツァルトの曲のように、編集するって、簡単です。

     有名なアニメ作家の作風のように、簡単に脚色されます。

 

     技能があるのに、名前の売れていない人を、

     たくさん、知っていれば、

     作品を売り買いして、製作することが出来ます。

     映画と、同じでしょう?

 

     マスコミには、フリーのライターと言われる人たちが、

     たくさん、出入りしています。

     テレビ局も、そうですが、外注先の関係者が、一杯なの。

 

     注文があれば、何でも作ります。

     マスコミですから、

     最終的に、映像や音楽や文章などを、作リます。

     

     同業者の仲間内で、著作権なんかを、主張していたら、

     みんなに遠ざけられて、干しあげられるのに、

     決まっています。

 

普通の製造業と、同じであると、わからなければいけません。

会社が、商品を作りますから、

一介の従業員が、発明や発見の、法的権利を主張すれば、

みんなに虐(いじ)められて、

自分から、辞表を出す嵌(は)めになるのが、相場です。

 

会社の中の、特許権や著作権って、

みんなの思惑(おもわく)ですが、

だいたいは、会社の首脳や大株主の、意向の通りです。

一々、涎(よだれ)を垂らしたりは、しません。

 

映画だけでなく、放送や新聞などの、マスコミはそうなのに、

みんなが、知らん顔をして、佐村河内氏を、叩きます。

 

統合失調症や、GID(性同一性障害)などの、

精神の病気になり易い人たちは、理解できませんので、

宅間守氏のように、なるかも知れません。

大阪教育大学付属池田小学校の事件で、

何の罪もない子どもたちを、たくさん殺して、死刑になりました。

 

マスコミや芸術や文学や学問などの業界だけでなく、

製造業や、商売のお店や飲食店も、似たようなものです。

 

佐村河内氏の事件は、業界の内部の出来事でした。

どこの業界も、さほど違いませんが、

マスコミは、すごく特殊な事件が、発覚したかのように、

報道します。

 

嘘八百なの。

理研の小保方氏の事件や、宅間守氏の事件も、そっくりでした。

医薬品の治験や、学術論文の作り方は、昔から、そんなものです。

 

マスコミは、珍しそうに報道しますけれど、

そんなのに乗せられるのは、たぶん、

社会の底辺の、精神の病気や犯罪が、一杯の人たちの心です。