Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

カンヒザクラ 1483 死にかけのパソコン

2014.03.22 15:00

寒緋桜(かんひざくら)です。

 

遠くから見ると、花桃(はなもも)でないかと、間違えそうな、

野暮ったい桜ですが、

染井吉野(そめいよしの)よりも、少し早いので、

価値があるのかも、知れません。

 

わたしは、桜の季節になると、人ばかりなので、冬眠をします。

 

           ***          ***

 

わが家の、たくさんのパソコンは、

毎日毎日、24時間、つけっ放しになっています。

 

勝手に、仕事をしてくれますけれど、時々、壊れますので、

中身のデータを救出するために、往生します。

 

人間と同じです。

 

わたしは、自分用のノートパソコンを、仕事用のネットに繋ぎ、

みんなと同じような調子で、仕事をさせました。

 

そしたら、ほんの1週間足らずで、壊れました。

薄っぺらな箱に、たくさんの部品が、詰め込まれていますので、

すぐに発熱して、扇風機が、音を立て始めます。

 

そうすると、いきなり、CPUが止まります。

保護回路が、働きますから、人間の病気と、同じです。

 

個人用のデータが、入っていましたのに、

バックアップを取っていません。

 

営業用は、万全を期していますが、

個人用は、高(たか)を括っていました。

 

日記やブログを書くだけでなく、

救ってやろうと、暇なことをしております。

 

冷やせば、再起動をしますので、箱を空けたまま、運転して、

データを移し替えます。

 

扇風機のように、風を吹き付けるのでなく、

換気扇のように、吸い込んで、排気します。

 

換気扇って、音は勇ましいけれど、

窓やドアを、開け放ってあげなければ、能力は低い。

風が通り抜けなければ、役に立たない換気扇って、

間抜けな気がします。

 

CPUファンエラーの出るパソコンは、

数十分から、数時間で、熱を帯びて、止まりますから、

できる限り、発熱しないように、穏やかに速やかに、

他のディスクに、データを移し替えます。

 

新学期の始まる前の、消費税の上がる前に、壊れるように、

仕組んだ人がいたのなら、なかなかのものです。

 

死にかけの人を、少しでも延命させて、遺言を吐かせてから、

勝手に死んでもらうのと、似ています。

お医者さんは、そのお手伝いをして、治療と称します。

 

人間は、だれでも、

心や体が、痛く苦しくなると、頭がおかしくなりますから、

病気になってから、遺言を書けば、

出鱈目(でたらめ)の中身に、決まっています。

 

周囲の人は、それを期待しています。

 

ノートパソコンの扇風機って、

汎用性のある部品が、出回っていません。

狭い所に、工夫を凝らして、押し込んでありますから、

特別誂(あつら)えの、形をしています。

 

必要なファイルを、救出すれば、

あとは、扇風機と一緒に、死んでもらって結構です。

 

冷却装置の、熱交換器や扇風機って、

原子力発電所やパソコンだけでなく、

石油のパイプラインでも、お馴染みです。

 

パソコンの表面に、水冷式のパイプを這わせると、

売れると思いますが…