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ムラサキケマン 1487  

2014.03.26 15:00

 

ケマンソウ科の紫華鬘(むらさきけまん)が、 

桜の根元(ねもと)に、生(は)えていました。

 

昔、梶井基次郎という小説家は、

桜の木の下に、死体が埋まっていると、書きましたが、

檸檬(れもん)という小説の中では、

書店の本棚に、爆弾のように檸檬を置き、立ち去った、

と書いていました。

 

昔の小説家は、現代の漫画家と同じですから、変態です。

檸檬を丸ごと、埋めても、爆発もしなければ、芽も出ません。

 

ちゃんと、種(たね)を洗い、

春化処理をしてから、撒(ま)かなければいけません。

 

死体を埋めても、子供が生まれるわけがないのに…

性転換を見ていると、そう思います。

 

ケマンって、毒薬を思い出すように、最近の遺伝子の分類では、

ケマンソウ科は、ケシ科の中に含まれます。

 

化学物質は、

魔女が、薬草や蜥蜴(とかげ)の丸焼きから、作りました。 

 

わたしは、植物や動物を、お薬として、

飲んだり食べたりする考え方が、大好きです。

石器時代の人たちも、人間の体を、お薬として、食べていました。

 

優れた人間を食べれば、優れた魂が、乗り移りましたから、

共食いをするのは、優れた人たちの、仕来りでした。

 

現代の、社会の底辺の人たちは、その子孫ですから、

けっして、生まれつきが、劣っているのでありません。

 

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