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ハナカイドウ 1494 教育大付属池田小学校事件と、性同一性障害

2014.04.02 15:00

 

山の中にも、こんなのを植える人がいて、

いっぺんに、あたり一面が、明るくなります。

 

海棠(かいどう)は、林檎(りんご)の一種ですが、

花を見るために、改良された品種は、花やかです。

 

           ***          ***

 

大阪教育大学付属池田小学校の事件の、

宅間守氏の肩を持ったので、顰蹙を買っています。

 

わたしは、宅間事件の研究者でありませんので、

世間一般の人が、マスコミの報道に、入れ知恵をされた中身と、

同じぐらいの量しか、知識がありません。

 

どうせ、間接的に知るしか、手がありませんから、

その方法のすべてが、同じ色の嘘に、塗りつぶされているって、

この社会では、普通です。

 

浅間山荘事件の、連合赤軍の人たちは、総括という裁判を行ない、

たくさんの仲間を、処分しました。

スターリンの時代の裁判だけでなく、

現代日本の宅間氏の裁判なども、似たようなものかも知れません。

 

彼は、何度も、発言を試みましたが、

力尽くで、抑え込まれたり、

法廷から引きずり出されたり、しました。

言いたいことを、言えませんでした。

 

この事件は、罪のない子供を、たくさん、殺しましたから、

責任能力があれば、死刑に決まっています。

 

どのような動機や考え方から、殺人の実行に至ったのか、

ということと、

精神の病気のせいで、頭がおかしくなっているのでないか、

ということを、

世間一般の人たちが、吟味できるように、

裁判は、その機会を、提供しなければいけません。

 

犯人に、言いたいことを言わせなければ、裁判はできません。

興奮すれば、どうなるかも、見なければいけません。

突然、幻覚が現れるって、ごく普通です。

ソクラテスは、立ち止まり、ダイモンの声が聞こえると、

言い出しました。

 

宅間氏の言わんとすることは、もっともな意見ですが、

わたしが知りたいのは、意見よりも、事実や善悪を知る能力なの。

 

もちろん、みんなの社会の言う内容の、事実や善悪ですから、

それを知る能力は、

みんなと一緒のことをする能力に、似ています。

精神の病気の人は、その能力が、乳幼児の頃から、低く、

どう見ても、生まれつきであり、本人の責任と、思えません。

 

人格障害と統合失調症の違いって、症状の軽重ですから、

医学的に、根本的な違いはありません。

 

治療法が異なるのは、社会的な事情です。

みんなと一緒のことのできない奴を、どこまで間引くか、

という社会の、許容度の問題です。

 

わたしたちの社会は、

わが子が精神病であっても、平気で間引くお医者さんを、

良い人間と、思いません。

 

そうかと言って、

ちゃんと抗精神病薬を飲ませて、間引かなければ、

宅間氏のような大人(おとな)に、育つかも知れません。

 

     世間一般の、成人の論理能力は、

     中学1年生の、国語の読解力試験や、

     数学の初歩の試験を、受けても、

     中学生1年生と、同じ成績です。

 

     その論理能力は、

     新聞の社会面の、犯罪事件のあらすじを、

     理解できません。

     ニュースキャスターの読み上げる原稿を聞いても、

     話の筋(すじ)が、わかりません。

 

     娯楽映画の、筋道を追うことも、

     おぼつかないかも、知れません。

     世間一般の人の、合理的な判断力って、その程度です。

 

     試験を受ければ、はっきりとします。

     あらすじを、理解できないのに、

     世間一般の人は、宅間守氏を極悪非道と言い、

     精神病の真似(まね)をして、刑罰を免れたと、

     非難します。

 

     事実や科学技術などを、類推する能力は、ありません。

     嘘や噂(うわさ)を、合理的な判断であると、

     確信します。

     

     インターネットを検(しら)べても、

     ほとんどが、それ一色です。

     宅間守氏は極悪非道に、決まっています。

     連合赤軍の総括と、あまり違いません。

 

     だれかの意見に、扇動されなければ、

     世間一般の人は、物事(ものごと)を判断できません。

 

     人間は、皆、そうですが、

     精神の病気を、治療するには、

     こう考えなさい、これをしなさいと、

     親や軍隊や先生のように、一々、教えて、

     命令してあげなければ、いけません。

 

     自主性を尊重されれば、動物は皆、

     ばい菌と似たようなことしか、できません。

     精神の病気になるように、

     仕立てられるようなものです。

     

     一犬吠えれば、百犬吠ゆるって、感じかしら。

     御本人は、

     自分自身の賢明な判断であると、確信していますが、

     心筋細胞が、他の心筋細胞に接すると、

     みんなと一緒のリズムで、拍動するようになるのと、

     さして違いません。

  

     みんなと一緒で、行く能力が、

     精神の病気では、問われます。

     

     孟母三遷の教えのように、

     みんなと一緒にできないことを、見つけられると、

     必ず、差別虐待されます。

     周囲の人にとっては、

     精神の病気の人が、そこに居るだけで、有害です。

      

     生まれつきに、乳幼児の頃から、

     能力の不足が、現れていますけれど、

     軽ければ軽いほど、本人の負担が重くなりますので、

     年長になれば、重症の精神の病気の症状が、

     現れやすくなります。

 

     乳幼児の頃から、症状の重い人は、

     たぶん、小学校に入学する前から、

     特殊な教育を、受けることになります。

     重症の人が、統合失調症になることは、ありません。

 

宅間氏は、刑罰を逃れたいために、

統合失調症の真似をして、精神科医を騙したと、供述しています。

 

統合失調症の人は、たいてい、自分は、何者かの陰謀のせいで、

精神病にさせられている、と思っています。

ほんとうは、精神病でない、と信じていますので、

精神病と、診断されるのは、

そのように、医者に、協力をさせられていると、感じています。

 

協力をしてやっていると、思うようになると、

いわゆる陽性症状が、悪化していますので、

通院患者では、抗不安薬だけを飲み、

抗精神病薬を飲んでいない可能性があります。

 

抗精神病薬という統合失調症のお薬を、飲まなかったり、

本当は精神病でないのに、

嘘をついて、精神病の振りを、させられているとか、

嘘をついて、精神科医に、協力してやっているとかと、

確信したりするのは、

治療中の統合失調症の、ごく普通の、ありきたりの症状です。

 

そのことから、統合失調症でないと、診断するのは、誤診です。

 

弁護士や主治医は、法廷で証言をして、

世間一般の人に、わかりやすく説明してあげなければ、

いけません。

それをしないのは、弁護士や精神科医の、犯罪です。

 

わたしは、彼の幻聴が、法廷で出ていないようなので、

興味津々です。

一般に、統合失調症の幻覚は、お薬の副作用の疑いが、あります。

宅間氏が、通院をしていても、お薬を飲んでいなければ、

幻聴は、出ないかも知れません。

 

その代わりに、妄想がひどくなりますので、

法廷での、宅間氏の言動に、矛盾しません。

 

お薬を飲まなければ、人格障害と同じ症状であるのは、

当たり前ですから、症状の中身によっては、危険です。

強制的に入院をさせて、お薬を飲ませて、

お薬がなければ、苦しくなるように、無理矢理に、癖をつけます。

 

危険性のある人格障害の、強制的な治療を行なうために、

統合失調症と診断します。

もちろん、人格障害も、生まれつきに、乳幼児の頃から、

みんなと一緒のことの、できない症状が、現れていますので、

本人の責任でありません。

 

宅間氏の法廷での症状は、典型的な統合失調症でした。

お薬を飲まなければ、統合失調症は、皆、人格障害です。

お薬を飲まなくなるのは、病気が悪化するときの、

普通の症状です。

飲まなければ、人格障害の症状が、もろに出て来るのは、

当たり前です。

 

GID(性同一性障害)って、それだけでは、統合失調症よりも軽く、

人格障害と言っても良いのですが、

性転換が負担になれば、他の症状がひどくなり、

統合失調症の診断基準を、超える人も、少なくありません。

 

生まれつきに、精神症状の軽い人ほど、

将来に、精神の病気が、重症になりかねませんので、

世間一般の人たちが、精神の病気と言われないのは、

生まれつきに、論理能力が低い、という症状が、重いからです。

 

美容手術を受ける人と同じように、たくさんの人が、そうですと、

論理能力の低さが、重症でも、病気と言われません。

性転換を見れば、わかるように、

哺乳類のエステティックと、人間の知能は、

そっくりの価値観なの。

 

論理能力の低いのが、精神の病気の悪化を、予防しているのは、

知的障害者だけでなく、

統合失調症になり易い人が、上手(うま)くあほになれば、

精神病にならずに、気持ち良く生きられて、

あほになるのが、下手糞ならば、精神病になってしまうのと、

同じです。

 

統合失調症のための、抗精神病薬って、

思考力と実行力を低下させて、あほにさせます。

本人が下手糞(へたくそ)だから、お薬で、あほにしてあげます。

 

GID(性同一性障害)の人たちも、

世間一般のように、あほになれば、

精神の病気に、ならずに済みます。

 

だから、性転換をするのでしょう?

異性になったつもりって、

たいていの人には、えも言われぬ性的快感です。 

気持ち良さに浸るのが、

精神の病気の、お薬になるようなものなの。

麻薬も、そうです。

 

長期間に、そうであり続けると、危険かも知れません。

幸いにも、性転換って、10年間ぐらいしか、

気持ち良さが、持続しません。

 

いや、10年間も、気持ち良さに、浸り続けたせいで、

廃人になったと、言う人もいます。