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ハナズオウ 1505

2014.04.13 15:00

 

花蘇芳を、はなずほう、と書いて、怒られたことがあります。

はなずおう、と書け、と言われました。

はなずほうでも、読みは同じなのに…

 

中国の原産ですけれど、

写真の背景は、日本のお城やお寺でなく、中国の民家です。

上海の西のほうの、水郷地帯ですので、

水辺に張り出して、伝統的な建築様式になります。

 

昨日(2014-04-13)の、桂(かつら)の学名が、

Cercidiphyllum japonicum でしたが、

属名のカツラ属 Cercidiphyllum や、

科名のカツラ科 Cercidiphyllaceae などの、

Cercis は、花蘇芳で、phyllon は、葉という意味です。

 

葉っぱの、丸い形が、似ています。

 

西洋花蘇芳って、

ヨーロッパでは、ユダの木や、ユダヤの木などと、言われます。

聖書の中の、イスカリオテのユダが、

この木に首を吊り、自殺したそうです。

 

イエスキリストが、どの人であるかを、

ユダヤ教の聖職者に、銀貨30枚で、教えました。

 

うちの、お菓子を入れるお盆は、純銀ですけれど、

500グラムぐらい、ありますから、3万5千円です。

銀貨1枚は、何グラムかしら。

 

花の形は、マメ科と、すぐにわかりますが、

ジャケツイバラ亜科や、ジャケツイバラ科などとも、言われます。

どこが、ジャケツイバラなのか、わかります?

 

写真は、日本や中国の、花蘇芳 Cercis chinensis 。

種小名は、chinensis です。

  

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