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ヒイラギモチ 1507

2014.04.15 15:00

 

これは、2014-03-12 に、

セイヨウヒイラギとして、貼り付けた写真と、同じ木です。

 

支那柊(しなひいらぎ) Ilex cornuta であることが、

わりと、はっきりしましたので、

3月の記事の題名も、シナヒイラギに、改訂しました。

 

チャイニーズホーリーや、矢羽柊黐(やばねひいらぎもち)とも、

言いますが、

単に、柊黐(ひいらぎもち)とするのが、明快です。

 

地際(ぢぎわ)に、

柊(ひいらぎ)のような形の葉が、付いていましたので、

先のほうが、すべて丸葉になっても、

むしろ、支那柊の特徴を、よく表していると、考えたほうが

良いそうです。

 

葉の先端の棘(とげ)だけを残して、

鋸歯(きょし)や棘のない丸葉になり、

葉の形まで、丸くなるのは、支那柊の普通の姿と、聞きました。

 

支那柊(しなひいらぎ)と言うよりは、

支那柊黐(しなひいらぎもち)と言ったほうが、

わかりやすいのですが、

柊黐(ひいらぎもち)のほうが、簡潔です。

 

日本のモチノキ科では、一番奇麗な花かも知れませんが、

もちろん、中国からの輸入モノです。

 

このごろは、中国産と聞くと、食品だけでなく、

コンピュータの機械を、思い出すようになりましたから、

日本は、生き残れないかも知れないと、心配になります。

 

種小名の、cornuta は、角(かど)のある、という意味です。

属名の、Ilex は、西洋柊そのものの、ラテン語の名前です。

語源は知りません。

 

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