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ハナミズキ 1520

2014.04.28 15:00

花水木(はなみずき)も、もう、終わりですけれど、

まだ、咲いている木が、ありましたので、

磔(はりつけ)にして置きます。

 

中心の、緑色の粒々(つぶつぶ)の、

球状に集まって見えるのが、花水木の花序ですから、

ピンクの大きな花びらに見えるのは、

花びらでないって、

素人(しろうと)にも、わかります。

 

中心部に集まっている花の、一つ一つに、

ちゃんと、4枚の小さな花びらと、4本の雄しべと、

1本の雌しべが、付いています。

 

花序全体の、付け根の葉っぱが、

花序を包んで、保護していました。

 

総苞と言います。

葉っぱの先っちょが、互いに結ばれていましたから、

花が咲く時に、輪っかのように膨らみ、

中心部の花序が見えて来ます。

 

それぞれの総苞片の、先端が離れると、

花が咲いたように見えます。

 

中心部の球状に見える花序は、

散房花序と言われる花の付き方です。

 

ミズキ科は、皆、散房花序ですが、

花の形も、同じミズキ科の、

山茱萸(さんしゅ)や青木(あおき)に、

似ていると、気づきます。

 

現在では、アオキ属 Aucuba を、

ミズキ科 Cornaceae に、入れませんが…

 

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