Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Nagareyama Hawkeye Official Website

日本選手権帯同

2022.06.10 03:37

流山ホークアイの柳川です。

7月9日から12日まで大阪長居で開催されている日本選手権(正式名称:第106回日本陸上競技選手権大会

第38回U20日本陸上競技選手権大会兼オレゴン2022世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会兼カリ2022U20世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会)に近藤いおん選手の帯同してきました。


コーチ猿山より

第106回日本陸上競技選手権大会に出場した近藤いおん選手、全力で挑んだ初の日本選手権は5m89(+1.5) 12位という結果で終えました。
日本一を決める試合に高校一年生で出場するのは立派です。
日本選手権は普段出来ている事を出来なくする特別な試合でもあります。
どれだけ冷静に自分のもっている武器を使いこなせるかが非常に大事になってきます。
一本一本跳躍が終わる事に順位の変動が普通の試合と比べて激しく変わりますので、動揺しないメンタルの強さ、集中力が必要です。
色んな事を想定しながら準備はしてきましたが、今回の日本選手権はトップ選手と勝負する厳しさを知ると同時にまた挑戦し甲斐もある素晴らしい大会だと実感させて頂きました。
私からすれば近藤いおんに良い経験をさせて頂きトップ選手の方々に感謝しています。
私と選手で掲げていた目標には届かず悔しい思いは勿論ありますが、今回の経験を必ず今後に生かす事を選手とも約束し、引き続き残りのシーズンを丁寧にこなしていけるようにサポートしていきたいと思います。


ここからは柳川の感想になります。

7月9日14:00

ヤンマースタジアム長居に到着

サブトラック、控え室、本競技場と一通りまわり会場の雰囲気を確かめる。

U20日本選手権の走り幅跳びを見学する。

15:00ウォームアップ開始

サブトラックにて体を温め、コーチからの動作チェックを入念に受ける。

TEAM-Rでバッチリお揃いです。

たまたま隣にメダリストの末續慎吾さんが来られ猿山コーチと談笑。トラックではサニブラウン選手がウォームアップしていたりと気持ちが昂りました。

このような雰囲気に飲まれないでいつも通りウォームアップできるかが重要ですね。

16:40招集開始

招集場で近藤選手を見送り我々は観客席へ移動。

観客席から足合わせ等指導を受ける。


17:40試合開始

いよいよ試合開始です。流山ホークアイTEAM-R(陸連登録は流山ホークアイ)として初めての日本選手権ですので我々も大興奮でオーロラビジョンを眺めいたところ、「流山ホークス近藤いおん!」とのアナウンス。

(我々も必死にクラブチームを運営をしている中で初の大舞台。文句を言っても仕方ないので、まだまだ我々運営の力不足ということで矛を収めますが、次回からは抗議します。)



1本目5m89

2本目5m64


3本目5m78


3本目を終えた時点で上位8名には残ることが出来なかったため、ここで近藤選手の試合は終了となりました。


試合での出来事や試合後のアドバイスは私が口出すことではなく、猿山コーチから近藤選手へしっかりと伝わってますので割愛します。


選手本人も高い目標で試合へ臨んでおりましたので悔しい気持ちは相当だと思われます。しかし、我々大人からすれば高校1年生で夢の大舞台に立ち、日本選手権で12位という結果は、本当に素晴らしいことだと思っております。

日本選手権に出たくても出れずに引退していく選手が沢山いる中でとてつもないことです。胸を張ってもらいたいです。


猿山コーチ曰く、これからの選手人生の中で記録が伸び悩んだりスランプに陥ることは必ずあるので、今回の日本選手権が当たり前ではなく今までと同じ気持ちでコツコツと積み重ねることが重要だ。とのことです。


個人的な感想としては、この長居での日本選手権は5年前にも来たことがあり、その時は猿山が選手として出場し、私はマネージャーの立場で同伴しました。その時は当時のスポンサーさんの名称で出場しております。

同じく5年前に猿山と二人で考えた『流山ホークアイ』というクラブチームの名称とロゴ、去年リニューアルした『TEAM-R』の名称とロゴ、全て二人で相談して作り上げてきたので、感慨深いものがあります。


我々は陸上競技が野球やサッカーのようにプロとして成り立つ世界を目指しておりますので、月謝や指導料は他者と比べて決して安い設定ではありません。

その分、コーチがプロの指導者として専念できる状況を一つでも多く作り、選手には最良のサポートをしたいと考えております。


コロナで練習環境に制限があったりなかなか思うようにいかない場面もありますが、機動力を活かし臨機応変に最善を尽くして参りますので引き続きよろしくお願いいたします。


近藤いおん選手、お疲れ様でした!!

サポートくださったご家族の皆様、学校関係者の皆様、ありがとうございました!