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イソギクとマサキ 1729  認知障害

2015.01.21 15:00

真冬なので、ほとんどは、花も枯れていましたが、

磯菊(いそぎく)の中には、

まだ咲いているのも、ありました。

葉の裏が、白い毛に、覆(おお)われています。

 

常緑の低木は、柾(まさき)です。

 

三浦市の、間口(まぐち)漁港から

江奈湾(えなわん)にかけての、

磯と、崖っ縁(ぷち)の林の、

境目(さかいめ)あたりの、群落。

 

風のきつい日には、

波しぶきを、被(かぶ)りますが、

早朝は、霧に包まれて、

塩分の無い水滴に、濡(ぬ)れるはずです。

 

         ***          ***

 

癲癇(てんかん)と、鬱(うつ)病と、

統合失調症って、

だいたいは、その順番に進行しますが、

たぶん、癲癇と診断される人は、鬱病になりにくく、

鬱病と診断される人は、統合失調症になりにくい。

 

統合失調症の人の、お薬を見て御覧、

癲癇や鬱病のお薬が、ちゃんと入っているかも。

 

癲癇って、チックみたいに、

ぞくぞくって、自動的に来るんですけれど、

あまり、寒くはないけれど、

やっぱり、少しは寒い時に、

何かの拍子に、

ぞくぞくっと、身震いをすることって、

あるでしょう?

 

気温や体温とは、全然、関係ないのかしら。

身震いが始まると、

一区切りが着くまで、自動的に行きますから、

途中で止めることは、できません。

 

もの凄く寒ければ、身震いをしっ放しですし、

もっと寒ければ、震えもしないで、死んでいます。

 

少し寒ければ、一時的に身震いをするのは、

当たり前ですが、

寒いと言うほどでない時に、

どうして、誤動作をするのかしら。

 

あれって、何がきっかけで起こると、思いますか。

何か、油断をして、

将来の合理的な計画の実行を、怠った時に、

来ると思いませんか。

 

ぞくぞくっと、

寒さに震えるような、自動運動ですと、

さしたる問題に、なりませんが、

死ぬほどの、不安な気持ちが、

ぞくぞくっと走ったら、どうします。

 

一区切りが着くまで、途中で止められませんから、

発作的に、電車に飛び込んで、一巻の終わりとか…

 

鬱病に、そっくりです。

 

それよりも、脳は

合理的な計画を、一瞬たりとも怠らずに、

心臓が、時を刻むように、

いつも、判断を分類整理して、

刻々と変わる状況に応じて、

こまめに優先順位を変更しながら、

判断の手順を自覚して、着実に実行しているのに、

自覚を怠った時に、

ぞくぞくっと、来るのでないのかしら。

 

眠たければ、そうなります?

睡眠に落ちるのと、疲れて油断するのとは、

また違うみたい。

 

ようするに、フィルターや、プレパルス抑制などの、

脳の、文化的に訓練された認識機能が低下すれば、

生まれつきの、動物的な反射機能が復活する、

という意味でしょう?

 

動物でしたら、前から恐い奴が来ると、

後ろに逃げて、崖から飛び降ります。

 

人間でしたら、この崖から落ちると、死ぬから、

ここは、ハッタリを効かせて、

恐い奴よりも、もっと恐い顔をして、

相手がビビっている隙(すき)に、

正面を突破して、相手の後ろに、逃げるのが良いと、

算段するでしょう? 

 

関ヶ原の島津軍は、そうでした。

 

精神的ストレスが懸かると、

そういう文化的な算段の手順が、麻痺して、

体が動物的に、

自動機械のように、反応してしまうのは、

普段から、判断の分類と、優先順位の整理を、

怠っているからでないのかしら。

 

どうでも良いことについては、

一々、敏感に反応しない、

こいつは無視するって、印をつけて置きます。

 

肝心要(かんじんかなめ)のことについては、

これこれならば、こうすると、

分類と実行の基準を、細かに決めて置きます。

 

大切な事が、起こった時に、

分類の基準になる指標を、

けっして見逃さずに、よく見極めてから、

素早く分類整理して、

予定通りの判断の手順を、実行します。

 

大切な事が起こったのに、

一々、びっくりしている奴は、あほです。

 

用意周到でなければ、

何が判断の要点であるかが、わかりませんから、

肝心要(かんじんかなめ)の時に、

しっかりと観察する態度も、あり得ません。

癲癇や鬱病や統合失調症の、症状になります。

 

精神の病気は、甘やかされて育てられたので、

躾(しつけ)が出来ていない、からでないかと、

疑われます。

 

でも、実際には、生まれた時の動作を見ていれば、

将来の精神の病気が、

かなり高い確率で、わかります。

 

どうしてなのかしら。

それが、精神の病気の問題です。

 

とりあえずは、

遺伝や、胎児の頃に形成された病気の素質を、

生まれた後に、

補正したり回避したりする手が、ないかと、

思案します。

 

経験的な記憶を、参照するよりも先に、

生まれつきの、動物的な反射運動が、

実行されてしまいますから、

なんで、原始反射が消えないのかが、問題です。

 

これって、癲癇や鬱病や統合失調症だけでなく、

精神の病気の中の、

脳の器質に、原因となる病変の発見されない種類に、

共通の仕組みかも、知れません。

 

簡単に言うと、認知障害です。

こいつは、人生経験を積めば積むほど、

進行するように見えますが、

生まれつきの素質が、洗い出されるだけでないかと、

主張する人も、います。

 

性別違和や性転換も、その道筋にありますが、

性転換医療を行なうことも、

たいていは、その道筋の症状です。

仲間同士の医療なの。

 

自分自身が糖尿病に罹っているお医者さんが、

糖尿病を専門にしているって、よくありますから、

別に不思議でありません。