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横須賀火力発電所 1736

2015.01.28 15:00

東京電力の、久里浜(くりはま)の火力発電所は、

一旦、操業を停止していましたが、

東日本大震災による電力不足を、補うために、

臨時に、操業を再開していました。

 

2014年の末に、その役目も終わり、

現在は、完全に停止しています。

 

老朽化のせいで、効率が悪いのでしょうか。

温排水や排気ガスの、再利用のための設備も、

不十分かも知れません。

 

福島県の、新型の火力発電所を使えば、

間(ま)に合うようになったので、

横須賀火力発電所は、操業を停止したそうです。

 

福島で足りなくなった電気は、

福島で発電したほうが、

送電や蓄電による消耗が、少ないのかも知れません。

 

ペリーの上陸や、

千葉県富津(ふっつ)市金谷(かなや)との間の、

東京湾フェリーよりも、

火力発電所のほうが、遠くからでも一目瞭然の、

久里浜の目印でしたが、

もう、操業をしないのでしたら、壊すのかしら。

 

それとも、今回の地震のように、

臨時の必要性のために、時々は、ボイラーを焚いて、

動態保存して置くのかしら。

 

フェリーの向こうに写っているのが、

石油を燃やして、パイプの中の水を沸かすための、

ボイラーです。

湯気を、タービン(羽根車)に吹き付けて、

発電しますから、蒸気機関です。

 

外燃機関の蒸気タービン発電機が、8機と、

内燃機関のガスタービン発電機が、2機、

あったそうです。

 

内燃機関って、燃料そのものに火を付けて、

爆発的に膨張した気体を、

ピストンや羽根車(タービン)にぶち当てて、

往復運動や回転運動に変えます。

  

高校生になると、男の子は、バイクに乗らないと、

バカにされますから、

中学生の頃から、エンジンのことで、頭が一杯。

 

産業革命だもんね。

殺し合いの帰趨(きすう)を、決めます。

 

オートバイや自動車は、

燃焼室の蓋(ふた)が、ピストンですから、

往復運動のリシプロエンジンですが、

ジェット機や火力発電所の、

ガスタービンエンジンは、

燃焼室の蓋が、羽根車です。

 

フェリーの後ろに写っているのは、

蒸気機関のボイラーが、6機と、思います。

撤去されるかも知れない。

 

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