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ハクモクレン 1787 一番でないと、ダメなのか…

2015.03.19 15:00

白木蓮(はくもくれん)が、咲いています。

辛夷(こぶし)は、まだですが、

紫の木蓮は、その後です。

 

       ***          *** 

 

植物も動物も、似たような生命の仕組ですが、

動物は、自分から動けるとか、

脳みそがあるとかって、人間は、思っているみたい。

 

微生物は、陸上に居ても、体が小さいので、

海に棲(す)んでいるようなものです。

自分で動いているのか、そうでないのか、

海や微生物なんか、わかりっこありません。

 

自分でない奴のことを、これこれなら、こうすると、

勝手に推測するのも、動物の特徴です。

論理って、個体中心主義ですから、わがままです。

 

人が、自分のしたいことをして、

話しているのを見ると、

植物の機能する仕組を見るようで、

とても不思議な気持ちになります。

ちぎって、中を見たくなるの。

 

子供の頃から、そうでした。

一度見たことや聞いたことは、丸覚えしましたが、

一昨年の何月何日の何時頃に、

ある人が、この表情で、こう喋ったのと、

別の日に、別の場所で、

違う人が、違う表情で、違うことを喋ったのを、

日時や場所や人などで、分類整理するのが、

とても難しくて、困りました。

 

何月何日何時という日時なんか、

丸覚えの記憶の整理に、

はっきりと、邪魔になりました。

そんな覚え方では、一度聞いただけで、

キリスト教の聖書を、丸覚えしてしまうことは、

できません。

 

それどころか、

丸覚えでは、抽象語を使いませんから、

キリストの言葉も、

無意味な音として、記録されます。

 

色気付ば付くほど、覚えたことが散逸するのを、

小学5年生ころに、気づきました。

昨日は、三輪車で進むぐらいの速度でしたのに、

今日は、光の速さで、あほになります。

それくらいに、加速度的に、

生殖は、いわば店仕舞いでした。

 

その次に、画期的にあほになるのは、50才代です。

興味の乏しかった記憶が、すべて脱落しますから、

骨と皮だけの人間になります。

こうなると、もう、知的障害を、

遥かに超えています。

堂々としたあほですから、救いようがありません。

 

障害者や病人を、見て来たことが、

自分の身に起こって、初めて、

生まれつきのあほであったと、気づくまでに、

60年、かかりますから、

精神科医になる奴の、気が知れん。

 

植物が花咲き、朽ちて行くのと、

同じことが、起っているだけなのに、

なにも、性転換をして、自分から朽ち果てずとも…

 

絶食療法のように、人畜無害なら良かったのですが、

性転換をしなくても、性別を変更できるのでは、

面白くないのでしょうか。