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ヒメオドリコソウ 1799 事実と着目点

2015.03.31 15:00

シソ科の野草(のぐさ)の中でも、

仏の座(ほとけのざ)や、

立浪草(たつなみそう)や、

踊り子草(おどりこそう)などは、

可愛く奇麗ですから、

たぶん、人間の心に、取り入りましたが、

ヨーロッパ産の、

姫踊り子草(ひめおどりこそう)は、

グロテスクな印象です。

 

こいつは、人間を相手にしないで、

虫を騙(だま)すことに、命を賭けたのかも。

 

花の数を減らして、見栄えがしませんが、

葉っぱを赤くしたので、引っ掛かる奴がいる。

 

これに食らいつく虫は、

色を、着目点にしています。

 

       ***          *** 

 

人間も、そうなの、

マルペケの組み合わせは、

汎用性のある神経の枝分かれを、使いますが、

何を、着目点にするかにより、

マルペケの判断が、変わりますので、

着目点を、丸覚えに記憶するには、

どうすれば良いかと、思いあぐねるのは、

あほです。

 

目で見たり、耳で聞いたりした知覚の中身を、

事実として、そこに在るかのように、想定するのは、

みんなに共通の、判断の根拠になりますので、

便利ですが、

着目点の丸覚えが、必要ですから、不便です。

 

みんなに共通の事実が、無くても、

判断のマルペケだけを、他人と遣り取りすれば、

事実のほうは、

人それぞれの、個人的な記憶の便宜であっても、

ちっとも構いません。

 

何を着目点とするか、何を共通点にするかって、

無駄な議論です。

神経の枝分かれが、たくさんあれば、

たくさんの組み合わせを、

一瞬のうちに、理解できます。 

枝分かれが少なければ、

記憶のやり繰りが、大変です。

 

コンピュータと同じなの。

みんなに共通の、事実や着目点などは、

必要ありません。

みんなを支配するコンピュータが、必要ないのと、

同じです。

 

虫は、色を着目点にしているのでなく、

単に、マルペケの組み合わせから、

姫踊子草に、取り付きます。

 

事実の何に着目して判断するか、という着目点は、

どうでもよろしい。

 

虫は、どのようなマルペケの組み合わせに、

どのように反応するかが、わかれば、充分ですが、

さまざまなマルペケの羅列の中から、

特定の組み合わせを見つけるための、

汎用的な神経の枝分かれは、

満遍なく、たくさんでなければ、いけません。

 

特定のマルペケの判断の組み合わせだけを、

表現する枝分かれでなく、

選ばれなかった道筋も、

表現できる枝分かれでなければ、

汎用的な使用のために、

面倒なやり繰りが必要になります。

一瞬のうちに、特定の組み合わせを、

選び出すことが、出来ません。

 

神経は、垣根に使う樹木のように、

満遍なく芽吹かなければ、

枝分かれに穴が開き、汎用的に使えません。

 

自分の好みの方向に、枝分かれをするだけでは、

使い回しが、利(き)きません。

通らなかった道筋も、

ちゃんと枝分かれをしていなければ、いけません。

 

判断の、すべての組み合わせを、

辿(たど)らなければ、

満遍なく枝分かれをしないでしょう?

 

使われなかった枝分かれが、消えて行くだけでなく、

最初から、使わない枝分かれは、発達しません。

必ず、判断の組み合わせの、すべてを、

頭の中で、再現しなければいけません。

 

そうしなければ、精神の病気になります。

あほになっては、いけません。

 

何のために、

神経は、たくさんの枝分かれをするかって、

何のために、

生物は、進化したのかと、同じですが、

進化の枝分かれのほとんどは、

消えてなくなりました。

 

生物は、認知障害なの。

 

すべての枝分かれの組み合わせを、

頭の中で辿らなければ、死ぬのに決まっています。

汎用性のある進化でなければ、虚(むな)しい。

 

流行文化は、事実や着目点を問題にして、

特定の、マルペケの判断の組み合わせを、

流布しますから、

みんなと一緒の、権力を失なえば、

みんなに虐(いじ)め殺されるのは、当たり前です。

 

年老いたライオンや、病気のライオンは、

みんなに虐められて、噛み付かれて、

野たれ死にます。

 

子供のライオンも、そう。

父親が替わると、父親に噛み殺されます。

 

だれが、生物の仕組を、精妙であると、

言ったのかしら。

そいつは、あほです。

免疫のように、面倒臭いものなのに…

 

目で見て、手で触って、耳で聞いて知る事実が、

いちばん、面倒臭い。

反射的に知覚しますから、

反射的に流行文化に、

跨(またが)るようなものです。

 

生まれつきの変更不能な、精神の病気と同じで、

あほくさいこと、この上ありませんが、

痛い苦しいのを、

反射的に避けるようになっていますから、

くそったれです。

騎虎(きこ)の勢いって、秋篠宮さまかしら。