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ソラヌム・ラントネッティ 1842

2015.05.13 15:00

一応、木ですから、

ずぼらな人には、良いかも知れません。

春から秋まで、咲き続けます。

 

写真の木は、地際(ぢぎわ)の幹の太さが、

直径1.5mも、ありました。

 

腕ぐらいの太さの幹が、

何十本も、株立(かぶだち)しますが、

地表付近は、

全体が、1つの芋(いも)みたいな塊(かたまり)に

なりますので、直径と言えば、直径です。

 

樹木の幹の太さは、胸の高さで、測りますから、

それでしたら、直径5cm。

 

株立と言っても、

写真の個体は、高さ2.5mの、立派な木でしたが、

オーストラリアあたりでは、

50cmぐらいに、低く刈り込み、

道路の中央分離帯に、

草花のように植えられています。

幹の直径も、5mm。

 

パラグアイあたりが原産の、

Solanum rantonnetii ですが、ソラヌムは、ナス属。

もちろん、ナス科(Solanaceae)です。

鎮静や安静などの意味の、ラテン語。

 

ラントネッティは、

19世紀の、フランスの園芸家の人名に、

由来していると、思います。

その線で、検索して下さい。

わたしは、面倒臭いので、嫌(いや)です。

 

ナス科は、バンマツリ(蕃茉莉)のように、

香りの良いのがありますから、

これも、香っていたのかも知れませんが、

気づきませんでした。

 

もう暗くて、

感度の良いカメラでなければ、夜でした。

花が、閉じています。

明日の朝になれば、また開きますが、

そのせいで、香りが届かなかったのかも、

知れません。

 

記憶にないのですが、

香りを確かめる余裕が、ありませんでした。

電車に乗り遅れそうで…

東京の電車は、混むから、嫌(いや)です。

ナチの収容所に、送られる気持ち。

 

深い紫の花は、

わたしみたいに控え目で、上品でした。

 

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