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ネムノキ 1873

2015.06.13 15:00

咲き始めです。

アジアの熱帯から温帯にかけて、広く自生しますが、

日本にも自生しますから、原産地の一部でしょうか。

 

マメ科ですので、根粒菌と共生して、

痩せた土地にも、よく育ちます。

 

もう、こんな季節かと思い、

仕方なく、飛行機やホテルの予約を、急ぎました。

あまり早いうちに、予約をすると、

日程が、変更になるかも知れません。

 

花の季節を見て、催促されます。

どこそこへ行ったついでに、何と何を見ようと、

観光旅行のガイドブックを見て、予定を立てます。

 

その土地のフローラを調べて、カメラを準備します。

昔は、銀塩写真なので、大変でした。

 

フィリップ・シーボルトが、初めて来日した時は、

写真機を知りませんでしたので、

並々ならぬ執念がなければ、

植物採集により、一旗揚げることは、

できませんでした。

 

生きた標本が欲しかったので、

日本の女性と、昵懇(じっこん)になりましたが、

わたしも、外国に行った時に、標本の持ち帰りに、

苦労しました。

 

今は、デジタル写真のほうが、大切かも知れません。

コンピュータは、確実に、

人間の意識を、変えつつありますから、

唯物論風の科学技術が、廃れる時代も、

遠くありません。

 

実物標本を、インターネットに乗せられないように、

知覚や言語などを、介さなけば、

生物は、コミュニケーションができません。

 

日本人の意識は、常識感覚が唯物論ですが、

ヨシフ・スターリンが言ったように、

ロシアや日本などの、開発地上国に共通でした。

 

欧米よりも遅れて、近代化された社会は、

常識感覚が唯物論の時代を、通過します。

 

スターリンは、

唯物論の繁栄が、いつまでも続くと、思いましたが、

ソ連や日本経済が、すでに潰れたように、

唯物論は、原始的な文化の1つです。

 

やがて、お釈迦さんの考え方が、

ゾロアスターやキリストやマホメットのように、

変化するのが、

インドヨーロッパ文化の、ありきたりの道筋でした。

 

ロシアや日本のように、野蛮人の社会が、

そうなるのは、当たり前ですが、

中国やインドやエジプトが、そうなるものかを、

スターリンは知っていたのかしら。

 

彼は、グルジャの人でしたが、

コーカサスの石油は、

スーダンやナイジェリアやリビアよりも、難しいと、

わたしは、実感しています。

 

ネムノキは、クリミアから東で、よく見かけますが、

自生しているのか、それとも、栽植されたものかは、

よくわかりません。

 

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