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ハンゲショウ 1881

2015.06.21 15:00

夏至の頃に、うまい具合に咲きます。

花よりも、白くなった葉が、目立ちますが、

花も咲いています。

 

池を埋め尽くして、水車も回らない。

どうせ飾り物ですが・・・

 

半夏生(はんげしょう)の葉が、

なぜ、白くなるのかって、わたしは知りません。

 

花びらは、葉の変形ですから、

花びらと、似たような役目と、思いますが、

苞(ほう)のようなものでしょう。

 

水芭蕉の白い苞を、思えば、

半夏生も似ていると、わかります。

 

千切られて捨てられたり、踏みつけられたりって、

人間も同じですが、人格や命を大切にする考え方って、

権力が、社会の底辺の人たちを、飼い慣らすための、

口実でないのかしら。

 

第二次世界大戦のスターリングラードの戦いで、

ソ連は、2人に1丁しか、

兵士に、銃を渡しませんでした。

 

どうせ、敵の機関銃に辿り着くまでに、

撃たれて死にますから、

死んだ兵士の銃を、もう一人の兵士が、使います。

 

何万人という兵士が、一斉に突撃する戦争は、

第一次世界大戦では、先進国の常識でしたし、

第二次世界大戦でも、

ヒトラーと戦うソ連の、常套手段でした。

 

イランイラク戦争のイランも、

歩兵の、突撃と撤退ばかりを、繰り返していましたが、

勝ったほうのフセイン大統領は、

ブッシュに、首吊りにされました。

 

宅間君や麻原君も、

千切られた植物と、似たようなものですが、

どうして、人格や命が、大切なのかしら。

 

きっと、動物の知覚のせいですが、

論理に、よく現れています。

 

ホメイニやポルポトやスターリンは、

精神の病気の人たちに、言えなかった筈です。

 

命や人格を、恐れるな。

人権を望むな。

論理や法律は、要らん。

 

この世の中は、強い者が生きるのでない。

自分の肉を、みんなに捧げた者が、生きると。

 

写真の右上の木は、

欅(けやき)の、ひとり生えのようです。

 

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