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ハルニレ 1894 発達障害から性同一性障害へ

2015.07.16 15:00

北海道大学の春楡(はるにれ)ですが、

樹齢何年ぐらいかしら。

 

用もないのに、

大学が邪魔になるので、横切りましたが、

樹木を見ていると、道に迷い、

かえって、遠回りになりました。

 

日本よりも、欧米のほうが、

楡を、街路樹として、多用していましたが、

立ち枯れ病が、大流行して、

壊滅した町も、少なくありません。

 

キクイムシに媒介された青変菌が、繁殖すると、

導管が詰まり、枯死しますから、

マツノザイセンチュウのせいで、

日本の松の、仮導管がやられたのと、よく似ています。

 

日本の春楡や秋楡は、青変菌に抵抗力があり、

北海道のハルニレは、立ち枯れ病の被害もなく、

よく育っています。

 

ヨーロッパの新しい品種の、

親になっているそうですが、

冬に、雪が積もると、

根回りの土壌を、人に踏まれません。

 

札幌は、大都市のくせに、

夏でも、歩いているのは、ゾンビや幽霊や、

コスプレのMtF(male to female 男→女)だけかも

知れませんから、樹木は大喜びです。

 

わたしは、どこの大学でも、キャンパスを歩けば、

青春が懐かしいと、言うよりも、

どうせ死ぬのなら、早く死ねばいいのにと、

面倒臭く、しんどい気がして来ます。

体が痛く苦しい、早く眠りたい。

 

       ***          *** 

 

精神の病気には、嘘をつけないとか、

バレないように、嘘をつけないとかって人が、

少なくありません。

 

間違いが多いのと、ほとんど同じ意味です。

 

嘘をつけないのと、間違うのとは、

どうして、同じなのかしら。

 

発達障害の子を見れば、わかりますが、

正解を言い当てられずに、頭が悪いとされるのは、

嘘をつけない子と、だいたい同じです。

 

統合失調症や性同一性障害にも、言えますけれど、

発達障害が、成長するにつれて、

その症状が、統合失調症や性同一性障害などに、

枝分かれして行きますから、

当たり前と言えば、当たり前で。

 

間違いと、言うからには、正しい判断に対して、

間違いと言っているのに、決まっていますが、

何が正しいかは、流行文化の産物です。

 

みんなと一緒の判断ですから、

権力と言っても、流行文化と言っても、構いません。

 

間違うのは、流行や権力などの、みんなの判断を、

習得できなかったり、

正しいと言われる判断を、行なえば、

本人や家族の、体や心が、

痛く苦しくなったりするからです。

 

本人の不利になるのに、

正しい教条を、鵜呑みにする人は、

滅多(めった)にいません。

 

嘘も、そう。

嘘と言うからには、本当がありますけれど、

正しい判断と、同じです。

 

みんなの正しい判断を、

準(なぞら)える能力がなければ、

正しくない判断を、維持しながら、

正しいかのように、見せ掛けることも、

たぶん、できません。

 

正しかろうが、間違っていようが、

任意の判断を、維持する能力は、

嘘をつく能力と、同じなの。

 

でも、精神的に、

みんなと一緒の判断を、準える能力がありながら、

特定の判断では、

自分や家族の、体や心が、痛く苦しくなり、

みんなと一緒の判断を、選択できない人が、

GID(性同一性障害)の中に、

含まれているかも、知れません。

 

GIDの人たちは、そう言います。

体や脳の、器質のせいで、

特定の判断を、準(なぞら)えることが、できないと。

 

体質や体型が、異性に似ていれば、そうなりますが、

脳の器質の、変更不能な機能が、異性に似ているとは、

今のところ、確認できません。

 

性転換をすると、生殖機能を失ない、

生涯、家族を持たない可能性が、高くなり、

同性愛者でなければ、性交渉の機会も、失い、

孤立し易(やす)くなるだけでなく、

ストレスの解消が、難しくなり、

虐(いじ)められやすくなります。

 

統合失調症の人は、ストレスに弱く、孤立しますが、

性転換をする人の大部分も、その道を進み、

心や体が、苦境に曝(さら)されれば、

みんなに虐められて、

一定の判断を、維持できなくなります。

 

とりわけ、精神的に苦しくなれば、

大阪教育大学の宅間守君や、

オウムの麻原彰晃君のように、なりかねませんが、

たぶん、体が苦しいから、

精神的なストレスに、弱かったのでしょう。

 

性同一性障害の人たちは、

尼崎事件のような人間関係の中で、

生涯を、暮らして行かねばならない人たちかも、

知れません。

 

性転換のような、体のハンディを、わざと作るのは、

世間知らずの無責任な医者の、行なう方法です。

社会の底辺では、滅多に、良い結果になりません。

 

麻原彰晃君のように、

盲学校出身でも、一生懸命に頑張り、

たくさんの人の、支持を得たにもかかわらず、

サリンを撒く羽目(はめ)になる心の事情は、

性同一性障害の人たちにも、共通です。