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みらい接骨院・整体院

気圧による体調の変化

2022.06.11 01:00

みなさん、こんにちは!

みらい接骨院・整体院の森本です!


今年は梅雨入りが早くなると言われながら、未だに梅雨入りとはならず、来週になるとのことです。

昨年が早すぎたのもありますが、今年はむしろ遅いのでは?と思ってしまいます。

これだけ雨が降っていても、まだ梅雨ではないとのことですが、5月の中旬から晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと、天気もコロコロ変わり、体調管理も難しい天候が続いています。


この天気の変化は、気圧の差によるものが大きくなります。

周りと比べて気圧の高いところを「高気圧」、周りと比べて気圧の低いところを「低気圧」といい、この気圧の差によって、空気の流れが起こることで天気が変化していきます。

そして、この天気の変化によって起こる『気象病』に悩まされている方も多いと思いますが、『気象病』は主に気圧が変化することによって発症します。


気圧は≪hPa(ヘクトパスカル)≫と表記されるものです。

これは“空気の重さ”を表しており、1hPaが約10kgとなるため、地上での気圧を測ると1,000hPaなので10,000kg。

つまり私たちの身体には、約10tの空気がのしかかっていることになります。


この“空気の重さ”で身体が潰れてしまわないのは、体内を満たしている空気や体液が身体の内側から支えてくれているからです。

風船やペットボトルなども同じで、空気を入れることで丸く膨らむ風船、液体を入れて形を保つペットボトルも、中の空気や液体がなくなる(真空状態になる)と潰れてしまいます。


逆に空気や液体が入ったものが気圧の低いところに行くと膨張します。

これは、飛行機に乗って上空に上がるとお菓子の袋が膨らむ現象で、人の身体にも起こります。


低気圧が近づき天気が崩れる際に体内の水分が膨張し始めると、気圧に合わせて体内圧を調整するために自律神経が働くのですが、普段から疲れが溜まっていると自律神経への負担が大きくなり、頭痛やめまい、身体のだるさや古傷の痛みという症状が起こります。

このように雨や曇りになると体調が崩れるため一般的に『気象病(天気病・気圧病)』と呼ばれています。


ですが、この気圧によって起こる体内圧の調整は、誰しもが行っているものなので、『気象病』を持っている方にだけ負担が大きくなるわけではありません。

自分が『気象病』の起こりやすい体質だという方は、普段の身体へのストレスが多いということを知ることが大切です。


ストレス社会といわれる日本の現状、『気象病』を起こす方の割合は非常に多くなっていると思いますが、身体の疲れを癒したり、気分をリフレッシュしたりと、心身ともにストレスを軽減させることが、『気象病』の改善に一番大切です。


これから梅雨を迎え、夏・秋と天気の変化が大きい時期となります。

それまでに『気象病』の症状を軽減できる、自分なりのストレス解消法を見つけておきましょう!


健康体操の動画

https://youtu.be/nM1lBM5B6jY