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ハト 1926 

2015.08.17 15:00

自転車の荷台に乗せられて、お散歩でしょうか。

 

番(つが)いと思いますが、

鳩は、450gぐらいですので、食べ目がありません。

 

レオナルド・ダ・ビンチは、

空を飛ぶ鳥が、ものすごく軽いことに、

気づいていませんでした。

 

一生懸命に、

木や鉄や布で出来た翼と、動力伝達装置を、

緻密に描き、

これなら、人間も、空を飛べるだろうと、思ったのは、

頭が悪い証拠なの。

 

こういうのは、物理学や数学を使い、

測定したり計算したりするのでなく、

直感的に、これでは重すぎるから、飛べないと、

幼児でも、わかります。

 

それが、論理能力なの。

人間の知能の、核心部分です。

生まれつきに、備わっている能力なの。

 

ガラス瓶の中に、へばりついた御飯粒を、

取り出したければ、瓶の入口の方向に、瓶を動かして、

急に止めれば良いって、幼児でも知ってます。

 

御飯粒は、粘っていますから、

棒や水を入れなければ、取れないかも知れないって、

幼児でも、心配します。

 

だれに、教えられることもなく、

自分自身の、体の運動や、感覚器による知覚から、

1才の頃には、ひとりでにわかっています。

 

そういう種類の能力が、足りなければ、

精神遅滞と言われますが、生まれつきの素質が、

経験の中に、現れて来るだけです。

 

けっして、自然や経験の中に、含まれているものを、

獲得するのでありません。

 

レオナルド・ダ・ビンチの絵を見て、

彼の論理能力が、低いと、わかる人は、

知能指数で言えば、

130ぐらいよりも、上と、思います。

 

彼は、たぶん、

絵描きさんや、写真家や、ファッションモデルなどに、

多いタイプでした。

 

うちの父は、IQ70の知的障害でしたが、

それを見抜くには、

IQ160以上でなければ、無理でした。

 

二枚目俳優のような、美男でしたから、

みんなに顔を貸すだけで、化学会社を創業しました。

実際の事務は、中学生のわたしが、やっていたのに…

 

鳩の羽を毟(むし)っても、

お肉は、250gぐらいしか、ないかも知れません。

 

父は、捕虜になった時に、

蛇(へび)や蚯蚓(みみず)や昆虫などを、

自分で獲って、偏食せずに、食べたそうですが、

雀(すずめ)は、美味しかったと、言います。

 

鳩は、もの凄い御馳走だったそうです。

 

父は、死ぬまで、精神的に健常でしたが、

統合失調症の症状が、すべて、

当たり前のように、出ていました。

 

それでも、みんなは、気づきませんでした。

父は、死ぬまで、賢い人と、言われていました。

 

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