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ガガイモ 1951

2015.09.10 15:00

ガガは、レディガガでなく、

鏡の意味の、日本の古い言葉です。

 

「屈(かが)む」も、たぶん、同じ語源ですから、

膕(ひかがみ)は、どうして、

膝の裏を、指(さ)すように、なったのかしらと、

いろいろと、想像したくなります。

 

どうせ、語源って、

ほとんどが、眉唾(まゆつば)ですけれど、

昔は、金属やガラスの鏡なんて、

ありませんでしたから、水に、顔や姿を映しました。

 

顔を洗う時に、手で、水を掬(すく)いますので、

屈(かが)んで、水鏡(みずかがみ)を見たと、

思いたくなります。

 

薬の神様の、少彦名命(すくなひこなのみこと)が、

天乃羅摩船(あめのかがみのふね)に乗り、

波の彼方から、

大国主命(おおくにぬしのみこと)のもとに、

やって来ました。

 

かがみの船は、ガガイモの実の、割れた殻(から)と、

言われていますから、えらい小さな神様です。

蘿摩(らまし)は、

ガガイモの種子から作る漢方薬の、中国名ですから、

羅摩船と書き、かがみのふねと、読みます。

 

膕(ひかがみ)も、船の形でありませんか?

 

天(あめ)は、空(そら)ですから、

雨が降るって、空が落ちて来ます。

 

邇邇藝命(ににぎのみこと)の天孫降臨から、

大国主命の国譲りまでを、言うのでしょう。

 

雨が降らなければ、日本の国は、できなんだ。

雨粒なら、ガガイモの果実を、2つに割った舟に乗り、

神様が、日本に辿り着いても、不思議でありません。

 

せっかく作った葦原(あしはら)の中(なか)つ国を、

邇邇藝命(ににぎのみこと)に奪われましたから、

大国主尊や少彦名命は、踏んだり蹴ったりですが、

たぶん、二人とも、中国の技術者や知識人でした。

 

文明の知恵を借りて、国を作っても、

日本の野蛮人を、殺し尽くすことは、

出来ませんでした。

 

アメリカ合衆国やヨーロッパよりも、

シリアイラクの野蛮人のほうが、強いはずです。

 

パルミラの遺跡を爆破した連中は、

素戔男尊(すさのおのみこと)や、

大和武尊(やもとたけるのみこと)のようなものかも、

知れません。

 

神話って、ご先祖様の話ですから、

たいていは、世代交代の歴史と、生殖の下ネタが、

同じ意味です。

 

宗教は、みんな、血縁を誇りますから、

キリスト教のように、挙句(あげく)の果ては、

民主主義になります。

 

多勢に無勢ですから、奴隷が大統領になるように、

たくさん生まれた圧倒的多数派が、権力を握ります。

 

流行文化は、品種改良をするように、

生まれながらの素質を、組み合わせますから、

民主主義って、宗教の血縁主義の、成れの果てなのに…

  

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