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シュウカイドウ 1967

2015.09.26 15:00

ベゴニア科(Begoniaceae)ベゴニア属(Begonia)ですが、

普通は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属と、言います。

 

ベゴニアのほうが、知られている名前ですが、

ベゴニアの中でも、秋海棠(しゅうかいどう)のみが、

江戸時代から、日本に帰化して、自生していますので、

シュウカイドウが、優先されます。

 

ベゴニアの類は、

アジアやアフリカの、熱帯から亜熱帯の植物ですが、

秋海棠は、中国原産で、

球根が、日本の冬を、越せるだけでなく、

種子や、

葉腋(ようえき)の、ムカゴと言われる珠芽でも、

増えますので、

帰化植物とは言え、本州の、低く暖かい山の、

湿り気の多い谷あいに、自生して、

日本産と言われます。

 

関東地方よりも南の、都会に近い山で、

よく見かけます。

 

雌雄同株ですが、雌雄異花ですので、

雄しべの黄色い集まりの、美しい雄花と、

平べったい苞葉を持ち、

子房の膨らみのわかる雌花とが、

一つの集散花序の中に、入り混じって咲きます。

 

山際の水辺の、日陰に咲いていても、

写真を撮るのは、わたしぐらいかも知れません。

 

GID(性同一性障害)も、

湿った谷あいの、日陰の花なのに、

頭が悪いので、明るく見えるのなら、悲しい存在です。

 

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