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シロダモ 1981

2015.10.10 15:00

クスノキ科(Lauraceae)の、シロダモのタモは、

椨(たぶ)の木のタブと、同じです。

モクセイ科(Oleaceae)の、アオダモのタモとは、

違う語源ですから、ややこしい。

 

ついでに言えば、

クスノキ科の Lauraceae は、月桂樹の名に因み、

モクセイ科の Oleaceae は、オリーブの名ですが、

日本では、楠(くすのき)や木犀(もくせい)が、

代表的ですので、

クスノキ科やモクセイ科と、言われます。

 

ゲッケイジュ科やオリーブ科では、

わかりにくかったようで、

Lauraceae や Oleaceae と、杓子定規に言えば、

ラテン語の読みが、また、ややこしい。

 

昔は、ボイスレコーダがありませんでしたから、

民族により、発音が異なります。

 

漢字の発音も、北京と上海と広州と日本では、

異なるだけでなく、

時代により変わりますので、糞ったれです。

 

シロダモの花は、10月下旬~11月上旬に咲きますので、

オレンジ色の蕾(つぼみ)が、付いています。

 

上のほうの、先の尖った赤っぽいのは、冬芽で、

下の、黄色っぽく丸いのが、蕾です。

 

緑色の実(み)は、

去年の雌花(めばな)が、一年がかりで、大きくなり、

これから、赤く色づきます。

 

淡黄色の花と、赤い実が、同時に見られますが、

雌雄異株の常緑樹です。

 

シロダモの名の通りに、葉の裏が、白っぽい。

 

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