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フランク・アッシュの絵本

2022.06.11 08:59

最近、アメリカの絵本作家、フランク・アッシュがすごい好きです。

読むたびに心が震えています。

日本語にも沢山翻訳されているので、お好きな方も沢山いると思いますので、何を今更…、と思われるかも知れません。すみません、今まで読んだことがなかったもので…。

今日も三冊、Moon Bearのシリーズのアメリカ原書版を更新しております。

更新しながら早速読みました。

ほんとうに良いですよね。心が何だか透明になっていくような、そんな感触があります。

主人公のクマくんの純粋さ。友達の小鳥たちや動物たちの優しさ。

そして、何も言わない月。この絵本の世界をずっと包みこんでいる静けさ。

単純な構造のお話なのに、何故こんなにも心が動かされるのか…。

自分が思うのは、この絵本の中にある優しさや純粋さが、どこまでもどこまでも真っすぐなんだ…と言うことです。

誰かに、何かをしてあげたいと思う気持ちが、野原を越え、森を抜け、川を越え、山を登って、あの月まで届いている…。

この眩しいほどの純粋さに感動してしまうのは、自分がもう、そんな真っ直ぐさを持っていない大人だからなのでしょうか?

日本語の本は私物で持っているのが稀少な「なかないでくま」しか無いので(珍しい本の方しか持っていないと言う古本屋あるあるです…)、娘とはその1冊しか読んでいないのですが、娘も気に入っていましたが…。

このクマくんの純粋さと、周りの友達の動物の優しさに触れたくて、何度も絵本を開いてしまいます。

またひとつ、大切な絵本が増えました。

ご興味ございましたら、当店オンラインストアでご覧いただけたら嬉しく思います。


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