『HAPPY BABY⑦』(続•臣隆妄想劇場98)ショートバージョン
2018.01.09 23:00
14時過ぎ、炬燵の横に友人夫婦が持ってきたベビー布団を敷き、陽翔を寝かしつけた。
臣と隆二の真ん中に陽翔がいて、二人は足だけ炬燵の中に入れている。
臣「今のうちに宿題しよ」
宿題とは、臣が手掛けるソロシングルの歌詞見直しの作業だ。
隆二「臣はいいよ。そっちに集中してて」
臣「んなこと言って、陽翔を独り占めしようったって、そうはさせない」
隆二「……」
臣「んだよ?文句あっか?」
隆二「臣って…DARUMAさん家の子供さん達くらい、もっとおっきな子がタイプなんだって思ってた」
臣「子供は何歳でもオケ♫」
隆二「へぇー…知らなかった」
臣「31歳でもオケだよ♡」
臣は手を伸ばし、隆二の頭を撫でる。
隆二「あのな!いつも俺のこと子供扱いするけど、これでも一応臣より数ヶ月年上だかんな」
臣「知ってるし」
隆二「んじゃ、俺のが大人って事でオケ?」
臣「そこはっきりさせなきゃなんねーのか?」
隆二「大事なことだよ」
臣「んなことより、お前…宿題させたいの?俺の邪魔したいの?どっち?」
隆二「あ…またムキになっちまった…
仕事しろよ、臣」
臣「…ったく」
隆二「ふわぁぁ…コーヒー入れてくるね」
隆二は立ち上がって、またキッチンへ行った。
臣(ん?眠いのか?)
続く