肥料をあげすぎると虫や病気が増えるってホント!?
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こんにちは、そーやんです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日のテーマは「肥料の量」と「害虫や病気の発生」の関係について、
簡単にご紹介します。
肥料を過剰に入れると害虫や病気が発生しやすくなるのはホントです。
なぜ虫や病原菌が来やすくなるのかわかりますか?
よく言われている原因の一つが、
「硝酸態チッソ」と呼ばれるものです。
「チッソ」は野菜が育つのにとても重要な栄養素なので、
肥料にはこのチッソがたくさん含まれているのですが、
それを大量にあげると、全てを一度に使い切れるわけではないので、
野菜は一時的にチッソを保存しやすい形に作り変えて、
自分の中に蓄えようとします。
人間の脂肪みたいなものと思っていただければ、
分かりやすいと思います。
それが「硝酸態チッソ」です。
そしてこの硝酸態チッソが、草食の虫は大好物らしいのです。
この匂いに誘われて、野菜の葉っぱをバクバク食べていくわけですね〜
*ミツバチは草食べませんけども、イメージということで…
ここでこの虫たちの役割は何かわかりますか?
僕は「いつも畑にいる全ての草と虫などの生き物たちには役割があり、
その土地(空間)全体を豊かにするという共通の目的に向かってその役割を果たそうとしている」
ということを言いますが、
ここでの虫たちの役割は、
野菜に集中している過剰な栄養分を取り除き、
フンとしてその土地にばらまく、
または自分たちが増え、死骸となって土になることで、
その土地全体を豊かにする
ということをしているのです。
自然は野菜単体よりも、全体の生態系が繁栄する方向に力が働くのですね。
病気についてはもう少し複雑ですが、
これもやはり硝酸態チッソが多いと
それを分解・分散しようとする働きの一部だと言えます。
つまり肥料のやりすぎが原因による害虫や病気の発生を減らすためには、
肥料のやりすぎに注意するとともに、
野菜が常に吸収できる分だけ栄養が補給されるような
土づくりを行う必要があるということです。
これについてはまたいつか書きますね。
お読みいただきありがとうございました。