ソフトバンク育成2018新戦力チェック(4)渡邉雄大
2018.01.11 03:00
NPB以外の日本のプロ野球、
いわゆる独立リーグの四国アイランドリーグが誕生したのが2005年、
そして2007年にはBCリーグが誕生した。
NPBには行けなかったが野球を続けたい選手が、もう一つ上のステージに進むため挑戦する独立リーグの世界。
ロッテの角中や中日の又吉、元ソフトバンクで現中日の亀澤などは
独立リーグからドラフトにかかり、そしてNPBで活躍している。
そんな独立リーグからソフトバンクに2017年育成で指名されたのが渡邉雄大だ。
渡邉雄大は、1991年生まれの26歳。
中越高校、青山学院大学と野球を続けるが、目立った活躍はなく
2014年にBCリーグの新潟アルビレックスに入団。
1年目は先発として7勝。
2年目からは中継ぎとなり3年連続30試合以上に登板。
2017年は46試合に登板し1勝2敗16セーブ。防御率1.29で最優秀防御率のタイトルを獲得した。
左のサイドスロー。
動画サイトで見たのだが、ソフトバンクで今年ブレイクした嘉弥真に似た印象がある。
嘉弥真は173センチ、渡邊は186センチ。
上背があるだけにコントロールさえ安定すれば、面白い存在になると思う。
大学時代は公式戦で1試合も登板していなかったらしい。
もし独立リーグがなければプロの道をあきらめなくてはいけなかっただろう。
BCリーグで結果を出し、そしてプロ入り。
投手層の厚いソフトバンクでの道は険しいだろうが、
まずは支配下登録を目指して頑張ってほしい。