内出血はすぐ冷やして
京都市山科区にある病児保育室OLIVE(オリーブ)よりお届けします。
こんにちは!
病児保育室OLIVEです。
良い陽気になり、体を動かしやすい季節ですね。
そんな時に転んだりぶつけたりして起こりやすいのが怪我。
今回は特に、内出血のお話をしようと思います。
顔やあしなどを強くぶつけた時、皮膚上に切り傷などなくても
皮膚の下で出血をおこしていることがあります。
これが内出血で、いわゆる青アザ、青タンなどと呼ばれるものですね。
細い毛細血管がやぶれ、じわじわと周りの組織に血液が広がって
皮膚の上からみると青や紫にみえる状態です。
ぶつけた時は何ともなくても、後から内出血がみられることも多くあります。
じわじわでた血液のせいですね。
内出血を広がらせないためには、
この、じわじわをなるべく最小限におさえるのがポイントです。
まず絶対にしてはいけないのは「もむこと」。
痛がっているのをやわらげるために、
さすってあげたりもんであげたりする方もいますが、これは絶対にやめてください。
小さなあざで済むはずだった内出血も、あっという間に拡大してしまいます。
そして、なるべく早くしてほしいのが「冷やすこと」。
じわじわしみ出ている血液を、冷やすことで食い止めることができます。
いちばんいいのは、流水で冷やすことです。
顔など流水をあてにくい場所は、氷嚢がおすすめです。
カチンコチンの保冷剤や氷を直にあてるのは、
冷えすぎてよくありません。
水の冷たさで十分です。
氷嚢がない場合、ビニール袋に氷と水を入れた
即席の氷嚢を作るとよいでしょう。そのままだととても冷たいので、
ガーゼやハンカチなどで覆って皮膚にあててあげてください。
ちなみに、私たちの保育園では小さな保冷剤をいくつか冷蔵庫に入れています。
ケーキなどを買うと付いてくる小さな物です。
適度な軟らかさと冷たさがあり、繰り返し使えます。
小さなお子さんのいるご家庭では、
冷凍庫でなく冷蔵庫にいくつか入れておくといざという時に便利です。
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京都市 山科区 病児保育
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