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マヤ

『HAPPY BABY⑩』(続•臣隆妄想劇場101)ショートバージョン

2018.01.12 23:00

しばらく歌詞とにらめっこして作業していると、いきなり隆二が隣に移動してきて寝転んで、臣の太腿の上に頭を乗せた。




臣「どした?」




隆二「ねみぃ…」




トロンとした目をして真上を向き、臣の目を見つめている。




臣「寝ていいよ」




隆二「……」




臣「ん?…なに?」




隆二「…かまって」




薄くピンクがかった唇が囁いた。




臣はドキッとして、咄嗟に陽翔を見る。




相変わらず口をちゅっちゅと動かして、夢の中だ。




太腿を少し上げ、臣は上体を丸く曲げて、隆二の唇にキスをした。




「ちゅっ」と音を立てて離れると、




「もっと…」




半分目を閉じて、隆二が甘えてくる。




(邪魔しないって言ったの誰だよ)




臣は左手で隆二の頭を持ち上げ、




「ん♡んっ♡んーっ♡うーっ♡」




キスの嵐を浴びせる。




「んー…」余韻を残して臣が離れ、

隆二を見つめた。




隆二は目を閉じて笑顔を浮かべている。




隆二「へへへ…キス責め…」




「早よ宿題しろよ、おみ…」




言うだけ言って、笑ったまま寝息をたて始めた。




「…おやすみぃ、隆二…」




臣は、そう小さく呟くと、もう一度隆二の唇に軽くキスをした。




隆二は臣の膝枕で、臣のスウェットの裾をキュッと握り、うたた寝モードに入った。




炬燵の近くに置いてあったふわもこのハーフコートを取り、隆二の上からかける。




臣は、左手で隆二の髪をゆっくり撫で、また用紙にペンを走らせた。





続く