先達の影響

前回のブログのタイトルを「本来本法性、天然自性身」（ほんらいほんはっしょう、てんねんじしょうしん)としました。

なんだこれ？ですよね。

これは枡野俊明さんのご本の中にありました。

私達の本来の自己は一点の曇りもなく清浄無垢なもので、その本来の自己を探すことが悟りだそうです。さらに＜答えは自分の中にある＞とありました。

生まれたときは純粋そのもののピッカピカな魂であった私達は、大きくなり経験を重ねるにつれ様々な感情や欲を身につけ、次第に魂を曇らせていく。そしてそのうち自分が何のためにこの世に生まれてきたのかも忘れてしまう。

この世は修行、たくさんのものを身につけ、たくさんの人のお役にたって、天に帰った時にはたくさん褒めていただこう。なんて、これさえ欲望であって、

これからは、ただひたすらに余計な感情を捨てていって、元のピッカピカな魂に戻したらいいのか・・と想像しました。

そして、自分の外側に答えを求めるのではなく、必要な全ては元から与えられている。だからこそ瞑想などして本来の自分に出会う。。

今のところ、私の解釈はこんな感じです。

やはり～、歳ですかね～。

こういった禅の言葉がしっくり来るようになりました。笑

また、

平凡を嘆くことなかれ！

　　平凡で当たり前のことこそ、実は何よりすごいこと。

　　　　　『禅シンプル生活のすすめ』枡野俊明著

ともありました。

若い頃なら、そんなわけないでしょう～、平凡なんて平々凡々～、と思ったでしょうが、

考えてみれば、つくづくそうだわあ✴と思います。

年齢を重ねて分かったことのひとつです。