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「梅雨だる」には交感神経アップ!

2022.06.14 15:19

いよいよ、梅雨になりました。

梅雨になると、むくみ、冷え、だるさなどのお悩みが増えます。


昨日も、梅雨に入ってから、頭痛が辛いというお客様に、ヘッドマッサージをいたしました。

聞いたところによると、女性の62%がこの「梅雨だる」を感じているそうです。


その原因は、低気圧が続くからです。

大気が低気圧になると、体は副交感神経が優位に働くようになります。

副交感神経は、緊張ほぐして体を休ませる神経なので、体がお休みモードになって、「だるい。」と感じてしまうのです。


もともと人間は、原始時代、雨になると狩猟に出かけられなくて、休んでいたそうです。

その頃の記憶が、私たちの遺伝子に組み込まれているため、現代になり、雨でも変わらず働けるようになったものの、脳は拒否反応を起こし、雨になると憂鬱に感じるようになったと言われます。


自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。

例えば、交感神経がアクセルだとしたら、副交感神経はブレーキのようなもの。

お互いがシーソーのようにバランスをとりながら働くことによって、体の状態を良いコンディションに保っています。


そのため副交感神経の方が強く働いているときは、「副交感神経が優位」といいます。


副交感神経は、リラックスの印象が強いので体に良いものと思われがちです。

実際、仕事が忙しく、常に緊張状態のお客様には、リラックスのトリートメントをお勧めして副交感神経を優位に導きます。

しかし、副交感神経の働きが強すぎても、不調の原因になります。


・頭痛(偏頭痛)

・低血圧

・だるい

・朝起きられない


これらの症状は、副交感神経が働きすぎたときに起こります。


また、この時期は、雨で気温が下がったかと思うと、翌日は真夏のような暑さになったり、同じ一日でも朝夕は冷え込んだかと思うと、日中は暑くなったりして気温の寒暖差が激しい時期でもあります。


人間は、自律神経を使って体温を調節しています。

例えば、暑い時は、汗をかくことで体温を下げています。

一方、寒い時は、血管を収縮させ筋肉を硬くすることで体温を上げます。


そのため、副交感神経が優位になっていると、今度は、交感神経が適切なタイミングで働かなくなり、

体温調節ができなくて、体にとってダメージが大きく、疲れやすくなってしまうのです。

この時期に体調を崩したり、風邪をひいたりする人が多くなるのも、これが原因です。


大切なのは、交感神経と副交感神経のバランスです。

両方がオン・オフになり、状況に応じてバランスよく切り替わる状態が理想的です。


梅雨の時期は、副交感神経が優位に働きやすいので、日中は、交感神経が優位に働くように、生活リズムを整える必要があります。


例えば、朝起きたら、少し熱めのシャワーを浴びて目を覚まし、しっかり朝食を食べ、活動モードにする必要があります。

反対に、夜はぬるめのお湯にゆっくりつかってリラックスし、夕食は早めに食べ、おやすみモードにするのが良いでしょう。


ポイントは、メリハリをつけることです。


日中は意識して活動的に振る舞うのが良いです。

運動をして汗をかいたり、トリートメントならリズミカルで、スピード感のある施術でスッキリ仕上げるのがお勧めです。


梅雨の時期をいかに過ごすかが、夏の過ごし方に関わってきます。

「梅雨だる」から「夏バテ」につながらないよう、メリハリのある生活をしましょう!

梅雨の時期におすすめ!活性トリートメント


○肩こり、冷え、むくむ、倦怠感

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