回路で創り出す ~ Creating with Circuits
http://earthcitizen.jp/blog/blog/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E3%81%A7%E5%89%B5%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%99/ より
一指 李 承憲
今回の投稿では、エネルギーの基本に戻ろうと思います。
これまで私は、体から出たり入ったりするエネルギー同様、体を通って循環し、体を包んでいるエネルギーについても書いてきました。エネルギーを動かし、方向性を与える際の、心や意識の役割についても述べました。そして今、より詳細にお伝えしたいのです。関心をもっていただけるでしょうか。
何よりも、想像力を働かせることです。多くの場合、エネルギーは溜め込むこととして、流れとして、柱のような直線としてみなすかもしれません。また、微細なエネルギーの粒子もイメージするかもしれません。実際のところ、エネルギーは異なるパターンや回路で動くこともできます。それぞれの異なるパターンは、心と身体に異なる影響を与えます。それは一人一人が持つ独自のエネルギーパターンに、また意識に共鳴するのです。私は、12種類の回路、あるいはエネルギーの動き方を確認しました。いくつかは類似していますけれど、流れの方向性や、回転の向きが異なります。しかしながら、それぞれの回路の性質を覚えるよりも大事なことは、エネルギーとは自分が使うものであり、なおかつそれを心で管理できるということを理解することです。
合わせてライフ・パーティクルと呼ぶ人の意識とエネルギーは、より大きな意識の、生命の全体的なエネルギーの一部です。そのなかで人は絶えず、共同して生命を創っています。そしてエネルギー回路は、自分の意識が宇宙的な意識とつながり、自分の考えを目に見える現実として創り出していく手段です。
すべてのエネルギー回路を同時に使うことも可能で、また特定の目的のための回路を選んで使うこともできます。そのために必要なことは、集中してそのエネルギーを自らの内に迎え入れることです。まず自分の身体に意識を向け、エネルギーが低かったり詰まっていたりする部分を感じます。そして、ただ想像力を働かせイメージするだけで、詰まりをほぐしエネルギーをそこに満たすことができるでしょう。
古い記憶や感情などと関連づけられたエネルギーをスッキリとさせたいとき、隅々まで凝り固まったエネルギーを削りとっていくヤスリのような鋭いジグザグのエネルギーパターンを使えばいいのです。
体内の、停滞していたり病気になっていたりするエネルギー領域は、Y形のエネルギーパターンで発見できます。Yという文字の鋭角から直線になっているところを想像し、そこに焦点を絞っていきます。
滑らかな螺旋形は、心をなだめ、中心を取り戻してエネルギーを満たします。それは全身を包み、ジグザグ(Z形)やY形の回路のように、体内のどこからでも、どんな角度からでも入っていきます。
もしこの螺旋形に圧力をかけていけば、大きなハリケーンのように外から内へとギューッと集まる回転のエネルギーを自分に与えられるでしょう。それは溶鉱炉のように熱くなります。このパワフルなエネルギーの回路は、病気の細胞や頑固なエネルギーの固まりを消し去って純粋な光のエネルギーだけを残すように方向付けます。
逆に内部から外にむけて優しく圧力をかけていけば、この螺旋状に回転するパワーで、他の方法なら見逃したかもしれないブロックされてしまったエネルギーを取り除くことに使えます。暗闇と生暖かさに囲まれたなかで貫く一本の光を想像してください。自分の上に、明るいエネルギーが注がれることでしょう。
また、肉体そのものには、通常のエネルギー回路である円環形(トーラス)があります。健康で幸せ、かつ平和なとき、それこそが自分の内にどうエネルギーが動いているか、です。このトーラスで、暖かな火のエネルギーが胴体の前面を下っていき、そして冷たい水のエネルギーが背中を昇っていきます。このトーラスが自分の内に、また自分の周囲にあるとき、体はしっかり健康になっていきます。そして心は、選択し集中したことは何でも実現する一体(ワンネス)のなかで存在するようになります。
これはすべて、自分を通して、また自分の周りでいつも循環しているエネルギーを心で動かせる、という心のチカラから生じるものです。そのエネルギーはどこにでも、有り余るほどあります。ただし、それで何をするかが大事なのです。
あなたは、無限に活用できる健康と幸せで、何をしますか?