自分のよさというのは、なかなか自分ではわからないもの
前回ご紹介したVtuber・天狼さん。
現在オリジナル作品第二弾を制作中なのですが
その前に「歌ってみた動画」を制作されました😊
以前にも書いたように
当初の天狼さんは
大声で張り上げて歌われる方だったのですが
今ではかなり脱力ができるようになり
また各種の共鳴も使いこなし・使い分けができるようになられて
本来のやさしいお声が自然と出せるようになってきました。
人間というのは
「自分のいいところを自分でちゃんと評価してあげて、それを発揮する」
というのがなかなか難しいものです。
これを読んでくださっている方の周りにも
「彼女はもっとそういう素直な部分を出した方が絶対いいのに」
とか
「彼は本当はいいヤツなんだけど、変にカッコつけちゃうからなあ」
というのがあったりすると思うんです。
歌声も一緒で
なかなか自分の声のよさというのは
自分ではわからず
つい強過ぎる声で歌ってしまったり
あるいはぶりっ子(←死語ですね)してしまったり
今で言うと「キャラ」かな
そういう
「本来の自分ではないもの」
な声で歌ってしまったりします。
これは僕の持論なんですが
みなさん本当にどんな方であっても例外なく
その方の生まれ持った体を
一番いいバランスで使っていただいた時
めちゃくちゃいい声が出るんです。
(いい意味での個性的で、そして魅力的な声になります。プロの歌手も皆、そうやって自分の歌声を作っています)
この仕事をやっていく上で
僕が一番大事にしているのはそこです。
めちゃくちゃいい声なので聴いててもすごく幸せになるし
その声で誰かの気分を変えるんだなと想像すると
本当にわくわくします。
実はめちゃくちゃカッコいい声を持っている人
実は繊細な声が魅力的な人
実はぞくぞくするぐらい深みのある声が出せる人…
というふうに
本当にいろんな方がいらっしゃいます。
上級編になると
それを自分で瞬時に入れ替えて表現力を上げることも可能になります。
なので
「本当の自分の声というか、自分の一番いい声はどれなんだろう」
という方はぜひお越しください。
それを引き出すのが
僕の仕事ですので😉
前置きが長くなってしまいましたが
天狼さんのやさしい声が生きた歌をぜひお聴きください。
ちなみにギターは僕が弾いております。
使ったギターはGIBSONのJ-45。
録音は…とかやってると
話が長くなりそうなのでこの辺で(笑)