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旅のチカラ、旅のカケラ

カレーなる食卓

2008.10.07 13:30


パンドラの箱には“希望”が入っていたが、

日本から届いた玉手箱には

“カレー”が入っていた☆


辛くて甘い明日への希望。

パッケージのとろける、という文字に

心はすでにとろけはじめていた。



ここカイロの宿『スルタン・ホテル』には

多くの日本人客がいる。

そして自由に使えるキッチンがあるため、

連夜のシェア飯が開催されている。


「今夜はカレーだよ」

このひと言で英雄となった。


決を採ると、なんと13人もシェア飯希望者が集まった。

カレー効果は絶大だ。

15合も米を炊き、大鍋に野菜とルー、

そして明日への希望を混ぜ込んだ。

長く旅をしていると、ホント日本食が恋しくなる。



日本人が3人以上集まれば

決まって食べたいモノの話題が場を彩る。

ラーメン、焼肉、寿司。

御三家には引けを取るものの

日本のカレーは世界一だと自負している。



そうこうしてるうちにキツネ色、

いや黄金色のカレーが完成した。

ご飯を盛り、ルーをよそう。

あぁ、これこそ幸せの瞬間だぁ♪



いただきます☆

元気な声が揃う。


う、旨い!!

歓声と溜息。

韓国人のチャチャとチョ・ソンも

「カジュさん、おいすいよ」と満足気だった。



誰もが大きく息を吸い込んで

黄金色の海に潜る。

もう言葉はない。

いつしか大鍋のカレーはキレイに空になった。


たまたまインド人が同じ宿に泊まっていたので

日本のカレーを薦めてみた。

手で食べようとしていたので

ここは日本流。

すかさずスプーンを手渡した。


パクリ。

(ど、どうだ?)

息をのむ瞬間だ。

ヤッホ(インド人)は、

んー、グッド!!

と、親指を突き出して笑った。

でしょ(笑


よっぽど日本カレーが気に入ったのか、

ちゃっかりお替りをしたヤッホだった。



日本を離れて7ヶ月、

エジプトで口にしたカレーは

ピラミッドよりも感動しました。