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イメージが一人一宇宙の現実を生む;唯識論

2018.01.11 10:27

塵、芥にはポジティブなイメージは伴わないのでしょうか?

ダンワールドのワークショップに参加したとき テキストに ゴミのようなものは (エクササイズであったとしても) 汚いという現実認識が強すぎて リフレーミングができないと書いてありました。

しかしゴミを「豊かさの象徴」と考えると ゴミもポジティブなイメージに変えられると思わずにはおれませんでした。もっともこの豊かさは貪りの表れで ネガティブというのであれば 話は別.......善悪の区分をするのはややこしいですね。

しかしあえてポジティブを選択し続けると 脳のオペレーションシステムは

ポジティブシンキングになり ポジティブな事象を引き付け続けるというのですから 更にややこしい。

しかも一度掛けた心の色眼鏡(自己イメージ、人生脚本)は自力で取り外すことがとても困難です。しかも色眼鏡を通してすべてを見ますから その色はスタッキングアンカーされ ますます濃くなってしまいます。

いろいろな心の刷り込みがありますが ジェンダーの刷り込みは大問題です。「男は~であるべし」「女の子のくせに」こんな押しつけ(前日記で触れた外的抑圧)は誰もが経験しているのではないでしょうか。

幼い頃自分の性を否定された(例えば 男児の出産を期待された中で女児として生まれた、レイプなど)ことで 一生を左右するほどの 自己否定感を抱いた人によく会います。性は生です。性の否定は生の否定に繋がります。

心の色眼鏡(自己イメージ、人生脚本)は気がつかないうちに掛けてしまいます。

唯識論に立つと 自己イメージのように私たちは生きていきます。

自己イメージの検証はとても大切です。(このためのトランプを作成しました。「アウェアネスカード」と呼びます。ひと組1500円です。関心のおありの方はお問い合わせください)