拡張子の話
今日は午前中に専門学校で授業、午後は自宅で来年度のシラバス(授業の大まかな学習計画)を作成という1日です。
今年もシラバスを作る季節になったか~と感慨深く作業をしてます。
今回は大幅に見直して、各クラス、ネット系の授業を増やそうかなと思っています。
時代ですからね~、避けて通れないです。
さて今回は先日ブログで少し触れた『拡張子』について書いてみようかなと思います。
昔っから普通にあるので当たり前になってましたが、『拡張子(かくちょうし)』ってネーミング、なかなかすごいですね。
もっといい名前なかったんかいな?
コンピュータの用語ってカタカナ語が多いのにすごい和風 ((ミ ̄エ ̄ミ))
さてさて本題に戻って、
まず『拡張子』とは
ファイル名の末尾に付いている「.」(ピリオド)以下の3~4文字の英数字のこと。
ファイル名「総合問題3.docx」だったら「.docx」の部分ね。
ただ普段は拡張子は非表示になっていることが多いので、ファイル名は「総合問題3」と表示されてて、あまり『拡張子』を見かけないかもしれません。
↓ エクスプローラー、通常の状態ね
こんな感じでチェック入れると『拡張子』が表示されるようになります。
『拡張子』はファイルの種類を示すのに使われていて、Wordで作成したファイルは「.doc(.docx)」、Excelなら「.xls(.xlsx)」という拡張子が付きます。
つまり『拡張子』を見れば、そのファイルが何のファイルかを特定できるのです!
『拡張子』はファイルを保存する際に自動的に付きます。
例えば、Wordで作成した文書を「新年会のご案内」という名前で保存すると、ファイル名は「新年会のご案内.doc」となります。
『拡張子』の種類はとってもたくさんあるんですが、有名どころをご紹介します。
◎アプリケーション用のファイル
- doc/docx Word のファイル
- xls/xlsx Excel のファイル
- ppt/pptx PowerPoint のファイル
- ai Illustrator のファイル
- psd Photoshop のファイル
◎テキストやインターネット関連のファイル
- txt 文字データだけのテキストファイル
- html/htm ハイパーテキストのHTMLで記述されたファイル
- xml HTMLの後継とされるXHTMLで記述されたファイル
◎画像ファイル
- bmp ビットマップ形式のファイルでWindows標準
- jpeg/jpg JPEG 形式の不可逆圧縮ファイルでデジタルカメラの多くが採用
- gif GIF 形式のファイル。256色対応でアニメーションも可能
- png ウェブでおもに使われるPNG 形式のファイル
- tiff/tif TIFF 形式のファイル。スキャナーや高解像度のデジタルカメラで使う
◎動画ファイル
- wmv Windows標準のWMV(Windows Media Video)形式
- mpeg/mpg MPEG1形式で圧縮された動画ファイル
- mp4 MPEG4形式のファイル
◎音声ファイル
- mp3 MPEG1 Audio Layer3のことで、MPEG1の音声圧縮技術を使ったファイル
- wma Windows標準のWMA(Windows Media Audio)形式
- wav Windows標準のWAVE形式のファイル
◎プログラム関連のファイル
- exe/com プログラムファイル(comはファイル・サイズが64キロバイト以下)
- bat 複数の手順を自動で処理するファイル
- dll 複数のプログラムで共用できる部品ファイル
- ini プログラムが利用する設定ファイル
◎その他の汎用ファイル
- lzh LZH 形式で圧縮されたファイル。日本で開発され多く使われている
- zip ZIP 形式で圧縮されたファイル。世界的に広く使われている
- pdf 本来はAcrobat 用のファイル形式だが、印刷やインターネットでよく使われる
- csv 表計算ソフトでつくったデータに汎用性をもたせるため、テキストで保存したファイル。カンマで区切られている
- eps EPS(Encapsulated PostScript)形式のファイル。印刷などで用いる画像ファイル
『拡張子』はパソコンを使う上で必要な知識になります。
全部覚える必要はないですが、概念は理解しておくといいですね φ( ̄∇ ̄o) メモッチャエ