薄毛さんとクセ毛さんの使うシャンプーは変えた方がいい。髪質別シャンプーの選び方
どうもZACC統括 柳平岳慶です。
髪が少し数無くなったのが気になる今日この頃
ZACCボタニカルシャンプーが発売されたので、最近後輩にZACCボタニカルシャンプー使ってシャンプーさせてます。
ボタニカルシャンプーってなんか流行ってるシャンプーありましたよね?ネーミングかぶった⁉︎
おしゃれなパッケージで、一度海外→アメリカやフランスでNo. 1ヒットを飛ばし、堂々凱旋帰国。ってな感じで逆輸入おしゃれ感が売りでお客様でも使っている方よく聞きます。
価格も市販のシャンプー以上サロンのシャンプー以下と何より細毛さんの増えている日本では頭皮に優しそうなのはグッときます。
ジョンマスターオーガニックさんの自主回収も重なり爆発的に売れてましたね。
こちらの記事の簡単に説明すると
・薬事法で成分の含有量の多いものから表記しなければならない(1%以下順不同)
・含有量の順番結構違う
・オーガニックで売っていて成分表示が天然系だったけど、半分以上が成分が違っていた
だいぶ世間がザワめいた話題となりましたが、それだけ現代人の人の頭皮環境への関心が高まっています。
天然だから…
オーガニックだから…
ボタニカルだから…
ノンシリコンだから…
このワードよく聞きます。
天然系だから髪にいい?
ここは賛否出るので、自分の見解は控えさせていただきます。
お医者様の見解をまんま載せさせていただきますと、
「物質」に天然もケミカルもない
天然の成分もフグの毒など人間にとって有害な毒はあるので、天然界の毒ではなく「テトロドトキシン」という有害な物質として見ているそうです。
天然かケミカルかではなく、なんという「物質・成分」で人間の様々な細胞にどう影響するかが問題だそうです。
オーガニック
「オーガニック」とは「無農薬・化学肥料を使わない有機栽培」のことを意味します。
つまり農法です。
栽培に関しての定義はありますが、シャンプーや化粧品には、薬事法での定義はないので、「無農薬・化学肥料を使わない有機栽培」で作られている可能性はありますが、あくまでイメージなものが多いです。
ボタニカル
「ボタニカル」とは「植物由来の」という意味です。こちらも薬事法で定められてはいないので、あくまでイメージですが、こちらの方が「天然由来のシャンプー」という意味合いとしては繋がりやすいです。
シャンプーに関しては、オーガニックもボタニカルもそういう感じに作ってますよというメーカーさんの主張です。
ノンシリコン
僕と同世代以上の方ならよく知っていると思いますが、1990年代に爆発的ヒットをした花王
「リンスのいらないメリット」
当時CMでも話題になりましたが、従来のシャンプー剤では髪の毛のきしみに不満だったユーザーの要望に応えて、「コンディショナーに入っているシリコンをシャンプーに入れちゃおう」ていう製品を作り爆発的ヒットとなりました。
つまりは1990年代以前はノンシリコンシャンプーだったのです。
ノンシリコンシャンプーとは「髪をコーティングする成分って地肌に残ったら頭皮環境によくないよね」っていう主張のブームからからできたシャンプーです(実際僕も使うと痒くなってフケが出ます)。
なので頭皮の安全性を考えられていることが多いです。
ちなみにZACCでは、社長がアトピーだったため、創業時(30年前)からノンシリコンにこだわっています。
…さてここからが本題
シャンプー剤はターゲットが決まっています。
悩み別でシャンプー剤に入っているものが違うので選び方を間違えないように気をつけてください。
薄毛さん用シャンプー
薄毛さんの悩みは、
・髪を増やしたい
・髪をこれ以上減らしたくない
・ハリ、コシのある健康的な髪にしたい
・根元を立ち上げたい
などです
・これ以上減らしたくない→これはシャンプーの仕方の方が重要になってきます。
・ハリ、コシのある健康な髪にしたい→本来コンディショナーの仕事ですが、頭皮環境を良くするために、髪を洗う成分以外の使用感など不必要な成分を入れていないことが多いです。
クセ毛さん用シャンプー
クセ毛さんは
・うねりを抑えたい
・広がりを抑えたい
・乾燥を抑えたい
などお困りではないでしょうか?
→クセのある髪の毛のうねり、広がりは根元の毛よりも先に毛先の毛が乾燥してくるのが原因です。
クセが出ることより先に根元を乾かしていくことが重要になります。その乾かす時に、毛先を乾燥させないように髪を乾かす手助け(毛をしっとりさせる)界面活性剤(洗浄成分)が使われています。
ダメージ毛さん用シャンプー
ダメージ毛さんは
・これ以上傷ませたくない
・色の退色を防ぎたい
・パーマの持ちを良くしたい
・毛先のパサつきを抑えたい
ダメージがある髪の毛は非常にデリケートになっていて濡れている状態の摩擦で傷みます。なので摩擦を和らげてくれる物質が入っているものがよいです。
色の退色、パーマの持ち、毛先のパサつきは、頭皮の汚れは落とすけど、髪が持っている必要な油分を落としすぎず、優しく洗ってくれる界面活性剤(洗浄成分)で作られているのが重要です。
敏感肌さん用シャンプー
「何に対して敏感か」にもよりますが、基本的に髪の毛ではなく頭皮に対して安全性の高いものになります。
「頭皮」とはつまり「皮膚」なので、皮膚を洗うのに一番安全性の高いもの「石けん」がベースになっています。
皮膚炎などでお皮膚科の医者さんに行くと石鹸シャンプーを紹介されます。
しかし、髪の毛にはすっぴんの状態にするため、たんぱく質入りの良い良いコンディショナーなどがないと、かなりきしんでゴワつきます。
鈍感肌さん用シャンプー
とにかく安いシャンプーで大丈夫です。
髪も短く強く頭皮も丈夫な方なら何を使っても大丈夫です。悩んでいないのなら無理にいいシャンプーを使っても勿体無いです。
坊主やベリーショートの男性の方には体洗う石けんをお勧めしています。
結局何使っていいか分からなかったら、
頭皮用のZACCボタニカルシャンプー