第123話:ヤマラ・アルジュナの木の救出(12):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
2018.01.11 22:36
「最高に吉兆な御方よ。
私たちは心からの敬意をあなたに捧げます。
あなたは完全なる徳でいらっしゃいます。
ヤドゥ王朝のもっとも有名な子孫であり支配者、
ヴァスデーヴァの息子、
最高に平安の御方よ。
どうかあなたの蓮華の御足に
私たちの敬意を捧げさせてください。
至上なる姿の御方よ。
私たちはいつもあなたのしもべ、
特にナーラダ・ムニ、のしもべです。
今こそ、私たちに
私たちの家を離れる許可をください。
ナーラダムニの栄光と慈悲により、
私はあなたに直接、対面することができました。
以後、私の言葉はすべて
あなたのリーラーだけを語れますように。
私たちの耳が
あなたの栄光を迎え聞き入れることに専念できますように。
私たちの手足、他の感覚器官が
あなたを喜ばせる行動に従事できますように。
私たちの心がいつも
あなたの蓮華の御足を思えますように。
私たちの頭が
この世界のすべてのものに敬意を捧げられますように。
なぜならすべてのものはあなたの異なる姿だからです。
そして、私たちの目が、
あなたとなんら変わらないヴァイシュナヴァの姿を
見られますように。」
…つづく
(10巻10章36-38節)