モニターを買い替えた話
じゃんじゃん更新して参りましょう。
実は最近モニターを買い替えました。
と言っても、モニタースピーカーを買い替えたわけではありません!(釣り)
PC用の液晶モニターを買い替えましたのでそのお話をします。
まず今迄使っていたモニターは、ViewSonicのVX3276-2K-MHD-7
31.5型 WQHD IPSパネル搭載 超薄型デザイン液晶ディスプレイ
省電力モードで使えば消費電力も30Wちょっとで、とにかく薄くて軽い。
デザインも綺麗目で非常に気に入ってたのですが、気になっていた点が1つ。
それは解像度です。
32インチ相当の大きさならもう少し解像度が高くても良いなと、
ViewSonicを使い始めた時から感じておりました。
やはり制作時にトラック数が増えてくるとスクロールする手間が増えてくるんですね。
MIDI編集画面、或いはミキサーを表示するとトラックの表示領域が狭くてストレスになるんですね。
さらに最近のプラグインは4Kに寄せているせいか、2560x1440の解像度だとGUIの表示が大きかったりするので尚更手狭に感じる。
そんなわけでモニターを入れ替える決断をしました。
モニターのサイズについてはほぼ2択でした。
奥行60cm程度しか距離を確保できないので40インチ以上のモニターはデカすぎます。
横幅の問題ではなくて、縦幅の問題が一番のネックです。(首が死ぬ)
となると、32インチ(4K、3840x2160)と34インチ(UWQHD、3440x1440)の2択です。
自分の環境で導入するにあたり、想定されるメリット、デメリットを纏めてみた。
32インチ(4K、3840x2160)
■メリット
・スケーリング100%で使えば圧倒的な作業領域
・今使っているモニターと同サイズなので入れ替えが容易
・スケーリング125%で使っても34インチ(UWQHD、3440x1440)と同程度の作業領域
■デメリット
・スケーリング100%で使うと普段使いするには文字が小さすぎる懸念
・スケーリング125%で使うと文字が滲む等、画質に対する懸念
34インチ(UWQHD、3440x1440)
■メリット
・2K(2560x1440)よりも広い作業領域
・縦幅が狭くなるためモニターを見上げる必要が無くなる
・縦幅が狭くなることによりサブモニターを設置するスペースを確保できる可能性あり
■デメリット
・作業領域が増えるのは良いが、左右に増えるのは使い勝手としては疑問
・左右の視点移動が増えるのは音を聴く観点から好ましくない。
・設置の際、デスク上の機材レイアウトを変更する必要あり。
大体こんな感じです。
さてさて、実際に自分が買ったモニターを紹介しよう。
JAPANNEXT「JN-IPS320FLUHDR」32インチIPS系パネル4Kデスクワークモニター (sRGB99%、マルチウィンドウ機能、リモコン付き) – JAPANNEXT 4K WQHDなど
JAPANNEXTの32インチ4Kモニターを購入しました。
・4Kモニターで出来るだけ安い価格帯
・IPSパネルであること
・できるだけ軽量、省電力であること
選んだ基準はこんな感じです。
リモコンが付属してたり、マルチウインドウ出力に対応してたり、
活用するかはさておき、プラスαもあった事がこのモニターを選ぶ決め手となりました。
↑こんな感じのモニターです。
↑実際に設置した様子。
まぁ、代り映えはしないです。w
実際に使ってみた感想だけど、非常に大きな注意点がありました。
ケーブル類の接続ポートがモニター背後の左側に横から挿すようになってます。
結果的に、今まで使っていたケーブルでは長さが足りないという事態が発生しました。w
盲点でした。
取り急ぎ家電量販店でHDMIケーブル(1.4)を買ったのですが、これが良くなかった。
このモニターはメインで使用するポートがDisplayport、HDMI(2.0)の2つとなってます。
サブとして、HDMI(1.4)が2つ付いてます。
Displayport、HDMI(2.0)はリフレッシュレート60hz、HDMI(1.4)が30hzです。
HDRを有効にできるのはDisplayport、HDMI(2.0)のみです。
家電量販店にHDMIケーブル(1.4)しかなくて、上記を承知の上で買ったんだけど、
後日アマゾンでDisplayportケーブルを買い直しました。
で、DisplayportとHDMI(1.4)双方を比較すると、画質に雲泥の差があったんです!
単純にリフレッシュレートの関係で動きの滑らかさが変わるだけかと思ったら全然違った。
HDMI(1.4)で表示すると文字が滲むんですね。
デフォルト設定だと読むのが厳しいくらい。
そして動きもモッサリ。(これはやっちまったかと思った)
でもDisplayportで接続するとスケーリング変更しても文字が滲むことが全く無くなった。
しかもHDRを有効にするとコントラストがめっちゃいい感じになる。
映像が綺麗でまさに4Kって感じ。
映像観賞用に買い替えた訳じゃないので映像美はおまけみたいなものだけど、
文字を鮮明に表示してくれるのは滅茶苦茶でかいです。(思わずガッツポーズ)
この画質差は何が由来となってるのか、自分にはよくわからんので要注意だと思いました。
HDMI(1.4)とDisplayport、HDMI(2.0)の違いが由来となってるのか、
このモニター特有のメインとサブの画質差なのか、ケーブルの品質由来の違いなのか。
いずれにしろ、このモニターを使うときはDisplayport、HDMI(2.0)で接続したほうが良さそうです。
スケーリングに関しては、普段使いも考慮すると125%が丁度よかったです。
今の所125%で使ってるんだけど、DAWの表示は100%でも良いかも。
作業のしやすさは兎も角、思ったよりも文字が見えます。ウム
STREAM DECKでスケーリングを簡単に切り替えられるようにしておくと良いかも。
DAWで作業時は100%、普段使いは125%、みたいな。
以上、モニターを買い替えたお話でした。
DTM用途に特化したモニターレビューってあまりないので参考にしてみて下さい。
32インチ4Kはアリだと思います。