柑橘の夏至。
Naoyaです。
今日は二十四節気の10番目、夏至です。夏のど真ん中の節気。夏至は北半球では日の出から日の入りまでが一年で一番長く、太陽は一番高く昇り、陽のエネルギーがもっとも高まる日です。今日から蟹座へ突入です。
毎年のことながら、日本での夏至は梅雨のシーズンの真っ最中。なかなか太陽を感じにくい時期です。天気が不安定でスッキリしないときも多いので、少しでも気分を切り替えられたらいいなと思い、アロマオイルを選んで使っています。この時期は毎年のお決まりのように、ペパーミントをよく使っているのですが、最近頻繁に使っているのがグレープフルーツです。
柑橘系の香りは嗅いだときの第一印象がとても鮮やかで、ハッとさせられて瞬時にエナジーアップできるようなものが多いです。特に僕が好きな柑橘系のオイルはベルガモットとグレープフルーツ。実はグレープフルーツを使うのは今回が初めてだったのですが、妙に惹かれて入手しました。入手後に調べたところ、グレープフルーツには射手座や太陽、木星の質があるそう。ちなみにベルガモットには射手座や太陽の質があるそうです。夏至の夜にYouTubeで配信する動画の中でも言っていますが、夏至を迎える時刻の「夏至図」のアセンダント星座である射手座や火のエレメントの質というのが、とても大切なカギとなるらしいのです。もしかしたら無意識に惹かれたのも、そういう部分を察知したせいかもしれません。訳もなく無性に使いたくなるアロマオイルが、その時期の星座やホロスコープとリンクしていることがとても多いので、そういう直感には従うようにしています。その時期の質をより強めるオイルに惹かれることもあれば、逆にその時期に足りない質を補うオイルに惹かれることもあります。
そういえば、柑橘系のオイルは蟹座のシーズンに最適です。その理由は、蟹座の冷たく湿った質を温めて明るさをもたらすからなのだそうです。他にもオレンジ、レモン、タンジェリン、グリーンマンダリンなんかも使っています。甘やかなものからビターなものまで、柑橘にもいろんな表情があるなぁと実感しています。
生の柑橘を食べるのも大好きで、オロブロンコやグレープフルーツ、ネーブルなどを大きな皿の上に丸ごと置いて、僕はすべて手で剥いてしまいます。あの皮に爪を入れて剥き始めた瞬間から香りが一気にに漂う感じといい、ちょっと分厚い皮が剥きにくいところや、薄皮や種を丁寧に取り除く作業から後片づけを含めた手間のすべてが、単純に食べて味わうという行為を超えて、まるでひとつのパフォーマンスや儀式をしているかのようにも思えます。
今ひとつスッキリしない天候の日本らしい夏至。天候柑橘のオイルを焚いたり生の柑橘を食べたりして、気分を切り替えてエナジーアップするといいかもしれません。柑橘の香りがもたらしてくれる多幸感、楽しみたいと思います。