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2022/6/15 和食給食応援団の食卓①&送別会

2022.06.15 14:00

▲今日のメニューは、白飯(契約農家さんからのお取寄せ米)、メバル(上関の漁師さんから)の煮付け、キクラゲとトマトの煮物、舞茸の味噌汁

 

 「皆さん、お昼ご飯できましたよー!」


 その日の調理担当者の声を皮切りに、いそいそと皆で、茶碗や箸、皿を並べていく。キッチンからの美味しそうな匂いが漂い、思わず腹の虫が騒ぎだす。


 目の前には、炊き立てのホカホカご飯と、お汁、主菜、副菜。


 「頂きまーす!」


 我が社、合同会社五穀豊穣の毎日のランチ風景だ。


 日本の一次産業を守るべく、70人以上の和食料理人の方々と、日本全国の小学校を訪問し、和食の調理講習会を開催することで、和食の魅力を次世代に伝えていく。そんな「和食給食応援団」の活動を12年間行ってきた。

 

 大学時代の友人が創業した弊社も、学校給食販路に県産品を拡大する【国内事業】から、今はそれらを海外輸出する【海外事業】へも広がる。その新規海外事業の一端を、昨年から担わせて頂いている毎日だ。


 成熟する国内市場を出て、日本の農産物(お酒などの加工品含む)を伸びしろのある海外マーケットへ。2025年に一次産品の総輸出額3兆円を掲げ、農水省金子大臣自ら謳う日本の農業、漁業救済の輸出戦略だが、実際はそんな簡単なものではない。


 輸出する県産品への愛、初めましてから、繋いていぐ海外バイヤーさんとの信頼関係。

 地道で、果てしなく、泥臭い作業。

でも、その大切な原風景が、このランチ時間に凝縮されている気がする。


 皆んなで同じお釜の飯を食べ、食卓を囲む。

皆んなで配膳し、皿洗いする。



 ムラを元気に、マチの食卓を豊かに。

そんな社是通り、明るく、正しく、強く、進んでいければと思う。

 


▲オフィスのキッチンでは、お昼前から既にいい香りに包まれる。


 今日は、来週月曜日で卒業するインターン生の送別会も。私のアシスタントとして、半年一緒に海外事業をお手伝いして頂いた。

 来月からはポルトガルに、来年からは北欧の大学院で、学ぶ予定のKさん。

 新天地でのご活躍、お祈りしています!


一緒にお仕事させて頂いたことに、心から感謝を。

 有難うございました、お疲れ様。



★栄養士資格をもつ同僚の方に教えて頂いたメバルの煮つけレシピ

(カサゴやカレイ、赤魚などでも可)


①魚は流水で洗って、キッチンペーパーなどで水分をとる

 

②魚の頭を左側にした状態で、頭からお尻にかけて、✕(バツ印)で切り込みを入れておく


③生姜をスライスしておく(2~3cm角位)


④蓋ができるフライパンに生姜スライス、②の魚、お砂糖(コクを出したかったら黒糖がお勧めです量は大さじ1~1.5位)、お酒を魚の身の半分位の量を入れて、蓋をして火をつける(中火位)


 ※お酒がお魚の臭みを分解し、砂糖がお魚の身をやわらかくしてくれます


⑤5~7分位するとフライパンの中に泡があがってきて、切り込みを入れた部分に火がしっかり通ってくるのが分かります。


⑥魚に火が通ったら、蓋を外して、醤油(日本酒の半分より少し少ない位の量)を入れて味を見る


⑦⑥の味がきまったら、少しずつ味醂を加えて、醤油の角がなくなる感じまで加える

 (最初の砂糖の量にもよりますが、醤油の半分位の量が目安かと思います)


⑧味をみて大丈夫だったら、少し火を小さくして、大さじなので、煮汁を魚にかける


⑨煮汁をかけていると魚がテカテカしてくるので、そしたら、火を止めて、その状態で同じように魚に煮汁を× (3分~5分位・・・。味は温度が下がった時にしみるので、この作業が結構重要に)