「Noir #01 -Egoist-」について
今回は、明日の夜にICS SHOPに登録予定の
出荷台数350台突破記念限定品「Noir #01 -Egoist-」を紹介させていただきたいと思います!
カラーは、グロスレスブラックの上に、メタリックブラックで模様を着けてあります。
ノブはクリアーブラックに着色しました。
フットスイッチには「桜屋電機店 ソフトタッチフットスイッチ」
このスイッチは高いですが、クリック感が最高です。
音についても、ほんの少しだけですが耳に痛くないハイが出る印象があります。
インプットジャックは「Switchcraft #12B」
アウトプットジャックは、MILスペックの「Switchcraft #C11 MIL-TYPE」
インプット~スイッチ、スイッチ~アウトプットまでの線材は「武藤製作所 オーグラインPTFE」
銀と金を合わせたオーグ合金を使った線材です。
僅か1mで1200円します(^_^;)
音は分かり易くキラキラです。
純銀線などもキラキラした音がしますが、オーグラインPTFEは締まったローも含んでいるので音が軽くなって使えないという事は無い印象です。この価格の線材を使う人はまずいないと思いますが(^_^;)
スイッチ~エフェクター基板IN、エフェクター基板OUT~スイッチまでの線材は「アムトランス 金メッキOFC線」
こちらも普通の線材に比べると、恐ろしく高価な線材です。
オーグラインに比べますと、少しマイルドでエフェクター向きに扱える線材の様に感じましたのでエフェクターをONにした時に音声信号が通る箇所に採用してみました。
アースライン、電源ラインにはMILスペックのワイヤーを使いました。
使用したハンダは「MUNDORF SUPREME」
基板上の部品を見ていきます。
あまり音に影響がない部分や、電源周りなどに「PRP」
軽い感じで書いていますが、いつも使ってる抵抗は1本約1円。
PRPは50円~なので、この時点で50倍です(^_^;)
直列抵抗の内の2箇所へ、「アムトランス AMRG」
カーボン抵抗なのですが、かなりクリアな音の印象を受けました。
どちらかと言うと、音にクセがある抵抗だと思います。
残りの直列抵抗2箇所には「NIKKOHM RP44C」を採用しています。
いつか使ってみたいと思っていた抵抗です。
コンデンサーですが、回路的にあまり音が変化しない所は「wima」
今ではもう音が良いコンデンサーの代名詞って感じの扱いだと思います。
私個人は「音、サイズ、コスト」のバランスが良いコンデンサーという認識です。
オペアンプの近くにあるグリーンのコンデンサーもwimaです。
オペアンプから見て右側にあるグリーンのコンデンサーは「MKT1826」です。
私が様々な機種で採用しているお気に入りのコンデンサーです。
既に製造終了しているので、手に入り辛いのと、価格が高いのがちょっと難点です。
音への影響が比較的強い、入力のカップリングコンデンサーには、いつか使ってみたかった「MUNDORF SUPREME」を採用してみました。
流石ハイエンドオーディオ向けのコンデンサーなだけあって、とてもクリアな音の印象です。
出力のカップリングコンデンサーにも「MUNDORF ECap」を使ってみました。
電源部のパスコンに「PANASONIC OS con」
分かり易く電源起因のノイズが減ります。
オペアンプは、ハイエンドオペアンプ「AD712」
基板の組み方としては「ポイント・トゥ・ポイント(PTP)」で組んであります。
これは「やっぱPTPの方が音が。。。」などと言うつもりは全くありません。
1台作るだけで、プリント基板を作る方が大変なのでPTPで組みました。
肝心の音ですが、やはり通常のNoirとは一味違いました!
NoirはICSのラインナップの中では、むっちりとした音の方向性だと思うのですが、今回のEgoistでは、分離感に優れ、若干トレブリーで突き抜ける様な音に仕上がっております。
個人的には、かなり好きな音で、ちょっと手放すのが惜しいです(^_^;)
価格ですが、普通に販売するのでしたら48000円となりますが、
今回は出荷台数350台突破記念限定品ですので、
消費税、送料込みで45000円とさせていただきます。
是非ご検討下さい!m(_ _)m