Singapore Motorshow 2018
先週末、日本からシンガポールに帰ってきて、月曜からずっと雨。土砂降りのスコールのあとも、しとしと降り続き、この1週間ほとんど陽がさしていないからか、肌寒く感じます。27度くらいなので、真冬の日本から戻ってきたのだから全然寒くはないはずなのですが、半袖では寒いかな?という気温。
週末も雨が降り続くとプールにも入れず、何をして過ごそう…と思っていたら、夫がTVコマーシャルで見たモーターショーに行かない?と提案してくれたので、土曜の午前から張り切って行ってきました。
シンガポールでは車に乗る権利と車体価格を合わせると、プリウスなどの日本車で1,500万円、欧州車では2,000万円以上もコストがかかるし、公共交通機関やタクシーが安価で利用できるので、庶民の我が家には車を持つという選択肢はないのですが
日本にいた時は毎年モーターショーに出掛けていたので、今年の車の傾向や人気を、ただ単に見て楽しもうと、行ってみました。シンガポールのモーターショーはどんなものなのか興味もありました。
チケットは大人6ドル。身長120㎝以下の子供は無料。
11:30開場に合わせて入場し、2時間ほど見て回りましたが、日本の大混雑のモーターショーに比べてかなり空いているので(車を必要としている人が少ないからか)、とても見やすく、色々な車に乗ってみることもできて、楽しめました。
日本車ブースは、TOYOTA、NISSAN、SUBARUとたくさん出ていましたが、わりと閑散としていました。機能良く実用的ではあるけれど、モーターショーの中では華はない印象。
その中で、HONDAだけは、F1の知名度もあるからか賑わっていたし、車もブースのセンスもカッコよかった。
フルカーボン仕様のCIVICもかっこよかった。
車に乗れるのは富豪だけというシンガポール、さらに富豪は欧州車を好むようで、街は欧州車が多い。欧州車ブースはとにかく派手で華やか、どこも賑わっていて、営業マンたちも現実的に販売活動をしているので、価格表も配っていました。簡単に名前と電話番号を登録すると、ちょっとしたプレゼントをもらえたり。
シンガポールに来る前は、日本でルノー車に乗っていた我が家。ルノーは出展してなかったのは残念。やっぱり同じくフランスのプジョーやシトロエンに目がいきました。シトロエンのこれ可愛かったな。
欧州車は、キャリアに自転車やアウトドアグッズを載せる展示が流行りなようで。MINIのこれは、てっぺんに乗っているものが大きすぎて笑った。
がっつり自転車を載せて展示していたINFINITIには、ダルビッシュ選手そっくりの小顔長身イケメンスタッフが立っていて、あれはきっと表に出る広報か、トップ営業マンだろうなぁ…。
モーターショーの華といえば美人コンパニオン。各ブースにいらっしゃいましたが、日本のモーターショーのようにカメラ小僧が張り付いていることはありませんでした。バズーカー砲のようなカメラを抱えた男性陣が、車の横でポーズをとるコンパニオンを取り囲んでいるのがモーターショーの風景だと思っていましたが、あれは日本独特のものなのかも。シンガポールでは、コンパニオンにカメラを向けている人は少数でした。
美人コンパニオンさんたちは子供にやさしいので、息子はお話しして写真も撮ってもらいました。私の好みでいくと、MAZDAとMercedes-AMGのお姉さんが好みでした。
MAZDAは今年も赤一色押しだったり、プジョーは白だったり、傾向を見て歩くのが面白い。
息子は、トラックのブースが楽しかったようです。大きい=かっこいい!
それと、オープンカー。いつの時代も、男性の憧れなのでしょうか。私は風で髪がぐちゃぐちゃになるし化粧も崩れるので、オープンカー苦手ですけどね。風を切って走る爽快感がいいんでしょうね。
シンガポールは中華系の人が多いからか、中国のKIAはかなり賑わっていました。実際に商談ブースも一番賑わっていたように見えました。
最後に、Shellのゲームチャレンジブースへ。
レーシングカーの体験ゲームは、ギリギリの身長でもやる気満々で参加した息子。
ぶつかると衝撃を感じるようになっているので、見ていても激しいレース体験。ちびっ子が何度もぶつかりながら果敢に挑む姿に、後ろに並んでいた男の子たちが励まして応援してくれていて、シンガポーリアンの優しさを感じました。
他には、宝箱のカギを開けるのと
神経衰弱のようなゲームも。ゲームブースを回ってスタンプを集めると、景品として車をふき取るタオル、ミネラルウォーターが入ったエコバックがもらえました。
2018年のモーターショーは明日(1月14日)まで開催中。
雨の休日に、家族で楽しめました。