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昔からの習慣

2018.01.13 22:19

私は学生の時に腰痛を起こして、それを治してから一つの習慣があります。 

それはトイレに入った時に必ず自分の足の位置を確認することです。

それがもし崩れていれば必ず修正するようにして用を足します。

もうかれこれ40年近くになるんだなと思うと継続は力なりなのかもしれません。 


長年続けていると何も考えなくてもトイレに立った時、足を置くとタイルの目地にまっすぐ立っている自分に気づきます。 

酔っ払っていても必ず同じ位置になっています。

自分の体に注意を向けるということは日々自分自身を進化させているっていうことです。 

何も毎日筋肉を鍛えるようなトレーニングすることだけがトレーニングではありません。 

ちょっとした意識の使い方によって自分自身をトレーニングすることは可能なのです。 


私も最初は全くできずに片方の足を後ろに引いてしまっていたり爪先が外側になっていました。 

その度にしつこく修正するわけです。

そしてその修正してから、この位置がまっすぐの位置だよと体に教え込みます。 


やはり体調の悪い時は足を引いたりつま先が外側になってるのを確認することができます。 

本当にちょっとしたことですが、自分自身に意識を向けるということはとても大事なことだと思っています。 

こういうトレーニングを日々続けていますので、患者さんにも自分自身の体にちょっと注意を向けてもらう方法を指導させてもらっています。 

それは自分のトラブルは自分で解決して欲しいという願いからです。

あきらかに治療の収入にはつながりません。

きっと減収になっているでしょうね。(^^;


本当にわずかな刺激、本当にわずかな動き、100歳の人でもできる動きを心がけて、その人に合う方法を提示しています。 

たぶんこの習慣だけは一生続けていけるだろうという習慣を作ることはとても大事です。 

私の場合、あまりにもつらかった腰痛の自分自身への戒めとして未だに行っています。 

本当にたったそれだけのことなのです。

それだけでも人間の体は大きく変わり、常にリセットされます。

だから痛みがなくなったら終わりとは思わない。 


そのような方法を教えて実行された方は、本当に結果を出しているんです。 

逆に言えば結果がでないはずがありません。

MBR法の記事を読んで遠方から治療に来ていただいた方もきっと自分の能力に驚かれて来られたのだと思います。 

これらは全て自分の能力です。

方法論は少し授けましたが、やるかやらないかは自分自身だけなのです。 

そのことに気づいてちょっと意識を自分に向けていただくだけで体が大きく変わってしまう。

そんなことをもっともっとたくさんの人に経験していただきたいなといつも思っています。 


一般の勉強会はそういう応用の方法だから優しく解説します。

専門家の勉強会はテレビのスイッチを押すとどのような仕組みでテレビがつくのかを教えます。

専門性という意味では全く違います。

それさえわかれば応用なんて無限大。

専門家にこの違いがわからないのは方法論しか学んでこなかったからです。

悲しい教育方法です。

だから様々な勉強会にでて結局なんにもならなかったことに気づく訳です。