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Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

皆様こんばんは😊💕今日はどうしたら上手になれるかな?ってお話…(*^^*)💖今日は父のご命日。

2022.06.19 11:07

🍀Photo by pianist 由美子uno🍀

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最近はピアノの楽しみ方は人それぞれになりましたね。

上手い下手はともかくとして、

楽しみ方は自由といったところなのでしょう。

それはそれで人それぞれの楽しみ方だと思います😊♪



さて、ここからは、


私の場合のお話をします。

私の場合は、昔はピアノを習うことはスパルタ的な訓練に耐えることでした。(^^;;


先生に指定された運指がたとえ

自分には合わず疑問に思っても、

言われたように弾かなければなりませんでした。

自分からこの曲が弾きたいなどと

口にしてはいけない空気があり、

憧れの名曲を弾いてもいいと先生のお許しがもらえるのは、さていつの日か?と耐えながらつまらない練習曲集を何冊も熟さなくてはなりませんでした。


ある先生は、鉛筆で指を叩く人もいました。

また、ヒステリックに楽譜投げる先生もいました。

先生のお宅の普段は使わないピアノ室で練習するように言われ、

「部屋から呼びに来るまで出てくるな」と言われたこともありましたが、私は黙って従っていました。

今では考えられない話しですが、その頃は携帯電話もなかったので、

途中で誰かに連絡することも出来ず、途中で食べたり飲んだりも一切できるわけでもありません。

どうしてそれほどまでに先生は私には厳しいのであろうか?

そこまで先生が厳しくしない生徒もいるではないか…。世の中不平等なものだ、と思いました。


すると、ある日のこと、先生は、ご自分の考えを私に話された時がありました。


「誤魔化して弾くようになると、一生誤魔化して弾いていかなくてならないからだ。有名な演奏家ですら、そういう人もいる、あれほど哀れなものはない、」

と話された先生ご自身も、自分の苦手なことを正直に話されたりしました。


厳しい指導の理由は、私にはそうなってほしくないと私に期待してくださっていたのだと

後になってわかりました。


その後は、同じ門下生のほとんどの人はピアノを辞めていきました。


誤魔化しは許されないから辞めるしかないのです。

「ピアノの椅子にずっと座っているのが嫌になった。もっと他の楽しみがあるはずだ」とよく辞めていく人の理由を聞きました。

私はスパルタ的なレッスンで辛い思いをしたこともたくさんありましたが、

辞めたいとは思いませんでした。

私は大人になってから

「なぜそのように弾けるのですか?どうやったら出来るようになりますか?

どうやったら速く弾けますか?」などと、いろいろな方から聞かれるようになりました。私はその質問は、「何か秘密があるなら

教えてほしい」と期待していることを感じるので、困るときがあります。

なぜなら、楽してすぐに出来るようになるようなことは何ごとにもないからです。

ひとつひとつ積み上げて来たものと、

突貫工事で外見だけそれらしく見えるようにしたものは中身が全く違います。


私はスパルタがいいとは思いません。しかし、結果だけを追いプロセスを軽んじる風潮は快くは思いません。


では、今日はこの辺で^ ^♪。。。


皆様も

体調管理にお気を付けて、

梅雨を乗り切りましょう❣️(*^^*)💖

😄🌈✨


💖🍀💕💕💕


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でまた、お会い致しましょう。(^_^*)💖

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今日は父のご命日でした。

亡き父を思い出し、亡き母も思い出し、

いろとりどりの紫陽花が咲き始めていました。

私の演奏は聴いていてくれたでしょうか…

このブログも読んでくれていることでしょう…🍀🍀🍀🍀🍀🌈🌈🌈🌈🌈✨✨✨✨