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八紘為宇(はっこういちう)の神之旅②

2022.06.19 22:15

さて、何故に「八紘為宇」なのか。



『日本書紀』の「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」

八紘、すなわち四方と四隅(しぐう)。八方のこと。

全世界を一つの家のようにするとする語句。




(戸隠神社HPより「五社めぐり」)※緑が神道



今回、宝光社から奥社までの五社をめぐる神道を歩いて

不思議な感覚になったのです。


まるで龍の背のような感覚…



そう!

日本列島の背を歩いていたのです。



隠されたような不憫な場所。

そしてそれは標高の高い場所にあることで

大切な何かを守っているような戸隠。





十日前に巡った諏訪が

日本国の方位版に見えたのと重なるように。



長野が日本の中心で、

そしてこの戸隠が

日本列島に縮図のように思えたのです。





五社めぐりの神道を祈りの中で歩むことで

龍(日本国)が輝いていくさまが描かれ

私の心の奥で思い知らされていきました。