【スーパーたまやの原浩仁さん】「湘南・たまやベルト構想」と「湘南・茅ヶ崎の塩構想」
(前回の記事はこちら→味の素、CGCでの修行を経てたまやへ。「社長のせがれが来た」)
――― 原さんの今後の展望について伺えますでしょうか。
原 よく「社長は10年先のことを語れ」みたいな話があるじゃないですか。
だから最初に作ったんですよ、10年後には湘南の海側にたくさん出店して「たまやベルト」を作り、「湘南のスーパーと言えばたまや」にするという計画を。
――― 壮大ですね。
原 我ながら、「よくぞこの口が言えたものだ」とも思いましたが、いまでもそのために改革は進めています。
やはり105年の歴史があるのにもかかわらず10店舗しかないというのは、何かを変える必要があるということだと思っています。
――― 具体的になにか新しく始めようとしていることはありますか。
原 まだまだ構想段階ですが、塩を作れたら面白いと思いますよね。
海を見ていて、塩を作りたいと思ったことありませんか?
――― えーと、すみません、一度もないですね(笑)
原 え、ほんとですか!?いやーそれはいただけないですね!(笑)
まじめな話、実は湘南の塩というのはないんですよ。
――― それは意外ですね。ご当地塩は全国の色々なところで作られていますよね。
原 はい。相模湾という広い範囲で言えば、大島の塩というのはあるのですが、それを湘南の塩というのは違いますよね。
湘南の塩、茅ヶ崎の塩をしっかりと作り上げて、たまやで扱ってみたいですね。
――― きっと茅ヶ崎の飲食店も使ってくれるところは多いと思います。それでは最後に、この「エキウミ」は茅ヶ崎の雄三通りに関わる人を応援するサイトですが、たまやさんも出店されている雄三通りについて想うことを伺えますか。
原 やはり私どもはスーパーをしておりますので、雄三通りという道単位で見たときに、お買い物の不足が出ないようにしたいと思っています。
例えばお魚が欲しければ魚卓さんで買っていただくのも全然良いと思いますし、お酒はつちや商店さんで買っていただくのも良いと思うんですよね。
要するに雄三通りに来るお客さまに選択肢があるということが非常に大切なことで、スーパーはその役割を担うという使命があるのだと思います。
――― たしかに、雄三通りにたまやさんがなければ選択肢が狭まって不便を感じる市民は非常に増えると思います。
原 あとは先日たまや幸町店の外壁に絵が描かれましたが、雄三通りの安全安心と賑わいの向上に対してできることは積極的に取り組んでいきたいと思っています。
↓雄三通りのたまやに描かれたRYU AMBEさんによる「MAKE STREET SAFE」
――― 大きくてとっても素敵な絵ですよね。ぜひこれを読んでいる方にも見に行っていただき、写真を撮っていただきたいです。インタビューは以上です。ありがとうございました。
(おしまい)
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【雄三通りで会えるあの人:スーパーたまやの原浩仁さん】
・第1話 あめ玉屋から始まったスーパー。105年の信頼と実績。
・第2話 味の素、CGCでの修行を経てたまやへ。「社長のせがれが来た」
・第3話 「湘南・たまやベルト構想」と「湘南・茅ヶ崎の塩構想」
↓スーパーたまや幸町店
住所:茅ヶ崎市幸町20-33/アクセス:茅ヶ崎駅南口徒歩3分/駐車場:あり/TEL:0467-85-5590/定休日:年間数日/営業時間:10:00-23:00/公式ページ/Facebook
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。