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第126話:クリシュナの子どもの頃のリーラー(2):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.01.14 23:25

牛飼いの少年たちがみんなで言った。「それは、クリシュナがやったんだよ。

クリシュナが二本の木の中に入る時、木の樽がそれを突き刺したんだよ。

クリシュナが木の樽を引きずって、

二本の木が倒れたんだ。

そのあと、

2人の美しい男の人がその木から出て来た。

僕たちは、この目でそれを見たんだよ。」


強い父性愛により、

ナンダを筆頭とする牛飼いの男たちは、

クリシュナがそんな驚くような方法で

木を根こそぎにしてしまったなどととは

信じられませんでした。


だから男たちは

少年たちの言葉を信じられませんでした。


だがしかし、

何人かの男たちは疑問を持っていました。

「クリシュナはナーラーヤンと同じと予言されたからなあ」と、彼らは思った。

「もしかしたら、クリシュナがしたのかもしれない」。


ナンダ・マハラージャは

自分の息子が木の樽にロープで縛られ、

それを引きずっているのを見て、

笑いながら

クリシュナのロープを解きました。



…つづく

(10巻11章4-6節)