間違い探し。ティツィアーノとルーベンス。②
2022.06.21 12:41
わかりましたか?ルーベンスのアダムは「イヴの方へ身を傾けて止める」「罪を暗示する身を隠す葉がない」。誘惑に負けてしまうイヴに対し、アダムスは罪を認識しています。アダムは愚かな伴侶と罪を共に背負う覚悟で果実を食べた、という表現です。
(ルーベンス作「アダムとイヴ(ティツィアーノ作品のコピー)」、1628-1629年、マドリード、プラド美術館、2.38×1.84m)
(ティツィアーノ作「アダムとイヴ」、1550年頃、マドリード、プラド美術館、2.40×1.86m)